吉本興業のお笑いコンビ「紅しょうが」(稲田美紀・熊元プロレス)が火曜パーソナリティを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)で、先日放送された『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』(日本テレビ)にファイナリストとして出演した際の裏話を語った。
『THE W』への決勝進出は4回目となる紅しょうが。今年は、Cブロックの3番手で登場してコントを披露し、審査の結果ファイナルステージへの進出を果たした。抽選によって決定したファイナルステージの出番順は、トップバッター。衣装の着替えや化粧直しなどで、裏側は非常にバタバタしていたという。
1本目のネタ披露が終了した後、2人は2本目のネタのために衣装を着替えなくてはならなかった。しかし、舞台裏の様子を撮影しているカメラなども存在するため、それを意識しながらわずか数分で着替えをしたとのこと。
そんななか熊元は、髪型を確認する暇もなく舞台に出ることになってしまう。ネタ中に自分たちの姿を確認できるモニターを見て、余計な前髪が1本垂れていることに気がついたという。ネタ中の怒りをあらわにするシーンを利用し、うまく髪を触って処理したと明かした。
一方で稲田は決勝戦の前に、大先輩の女性芸人であるハイヒール・リンゴから激励を込めた贈り物としてハンカチと指輪を受け取っていた。指輪はハートのモチーフが付いた独特なデザインだったため、漫才中は観客が気になってしまうことを考慮して外していたのだとか。しかし決勝当日、結果発表の瞬間にはきちんと指輪を身に着けていたとのこと。熊元は「先輩の芸人から後輩の芸人に対して、ハートの指輪をプレゼントすることなんてありえるのか?」と今回の贈り物の珍しさを指摘した。
4回目の決勝進出となった今年の大会では、漫才だけでなくコントも披露した紅しょうが。それでも優勝に届かなかったことを受けて熊元は「来年以降はマジックでもするしかない」と語った。
※ラジオ関西『Clip火曜日』2022年12月13日放送回より