正月や三連休で休みの多い年末年始。いざ仕事や学校が始まるとなると、やる気が出ない人も多いのではないでしょうか。また、正月に限らず、どうにも気分が乗らない……、そんな日もあるのが人間。シンガーソングライターの近藤夏子と春名優輝アナウンサー(ラジオ関西)が月曜パーソナリティを務めるラジオ番組『Clip』(月-木、午後2時30分~)では、「やる気の出し方、切り替え方」について話しました。
仕事場に来ると自然とスイッチが入るため、やる気を出すために普段から意識して行なっていることはないという近藤。しかし、デビューして10年ほどはオンとオフのコントロールがうまくできなかった時期もあったそうで、「仕事から帰ってきて、家に着いた瞬間に涙が出てくることもあった。そのときは泣くことで気持ちがオフになっていたんだと思う」と過去を振り返りました。
しかし、朝のラジオ番組を担当するようになってからは、毎朝ラジオを聴くことで「さあ動こう!」という気持ちになり、やる気が出るきっかけになっていると話しました。
一方の春名アナウンサーは、月曜日に向けて日曜日はできるだけアクティブに過ごすのだとか。土曜日に家でゆったりとインドアな過ごし方をして、さらに日曜日も同じようにダラダラと過ごしてしまうと月曜日がダメになってしまうからだそうで、実際、本放送の前日にも夕方からハイキングに出かけたといいます。
リスナーからは「甘いものを食べてやる気を出す」というメッセージが複数寄せられました。これに対して、甘いものが大好きな近藤は「分かる!」と共感した一方で、食べ過ぎはあまりよくないともコメント。
以前は食事の代わりにケーキを食べるほどでしたが、体調不良や精神的な不安定さを感じることがあって以来、砂糖を摂りすぎないよう、自身の体とよく相談してから食べるようにしているといいます。
ほかに多かったのが音楽を聴くという方法で、やる気を出すときに聴く定番の曲がある人が多いようです。
あるリスナーは、奥田民生の『股旅』という曲の「前進前進前進♪」というサビを脳内でひたすらリピート再生するのだそう。そうすることで余計なことは一切考えず「前進あるのみ」という気持ちになって、体が勝手に動き出すのだといいます。
「婚活パーティーの会場に向かう途中も、この曲がずっと頭の中に流れている」というリスナーに対し、春名アナは「婚活のときは、前進より引く方が大事!」とツッコミ。一方、近藤は「婚活なんだからガツガツでいいよ!」とフォローしました。
なかには、やる気を出すために「雄叫びをあげる」というリスナーも。中学生時代に在籍していた陸上部では、走る直前に雄叫びをあげることで気合いを入れていたそうで、それが癖になり、今でもやる気スイッチを入れたいときに雄叫びをあげてしまうのだといいます。「ただ、大きな声を出すので、家族や会社の人から『うるさい』と怒られてしまうのが難点です」と驚きの方法がつづられていました。
これに共感した春名アナは「私も家の中で毛布に顔を当てて大きな声で叫びます」と明かし、実際にスタジオで再現。ストレス発散も兼ねているため叫ぶとスッキリしてスイッチが切り替えられるものの、やはり周りに迷惑がかかることもあるので大声を出す際は気をつけた方が良さそうです。
どうしても気分が乗らない……、ということは誰にでもあるはず。皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
※ラジオ関西『Clip月曜日』2023年1月9日放送回より