宝塚歌劇団星組の瀬央ゆりあ 「ディミトリ」で追求した「カリスマ性と存在感」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団星組の瀬央ゆりあ 「ディミトリ」で追求した「カリスマ性と存在感」

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 宝塚歌劇団星組の瀬央ゆりあが、12月26日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。12月13日(火)に宝塚大劇場公演の千秋楽を迎えた「浪漫楽劇『ディミトリ~曙光に散る、紫の花~』─並木陽作「斜陽の国のルスダン」より─」、「メガファンタジー『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』」について、役作りのこだわりや舞台の裏側を語った。

 本作では、亡国・ホラズムの帝王と呼ばれるジャラルッディーンを演じているが、難しい役どころということもあり、パーソナリティーの小山乃里子から「役作りに苦労したのでは?」と問いかけられた瀬央。自身の役柄について「カリスマ性があり、そこにいるだけで帝王としての存在感があり、『彼についていけばどうにかなるかもしれない』という安心感もある」と評したうえで、「(主人公の)ディミトリにどういった影響を与えるべきなのかを軸に考えました」と明かした。

 登場人物全員がそれぞれに信じる正義のために戦っていることから、「今作では悪役が出てこない」と瀬央。自国を失った悲しみや憎しみが背景にあるジャラルッディーンもまた、彼にとっての正義を貫いているのだと考え、役作りに取り組んでいると言う。

 とはいえ、小山も「見た目がこわい!」と漏らすほど、ジャラルッディーンは舞台上で圧巻の存在感を放っているのだそう。これについては、新人公演で客観的に目にするまでは実感がなく、思わず驚いたとか。「美しいものには目がない」というジャラルッディーンの衣装は色彩にあふれ、被りものやマントなど、ずっしりとした布の重みを感じるほどの造りになっているのだと裏話を披露した。

「メガファンタジー『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』」は、ストーリー仕立てで展開されるパワフルなショー。瀬央にとって、作品中ずっと同じ役を演じる“通し役”は初めてで、それこそが見どころだそう。

 さらに、「着こなすことができるのか?」と頭を抱えてしまうほど、どの衣装も華やかだという。普段の公演ではなかなか着る機会のない衣装やヘアスタイルにも挑戦しており、「色々なお衣装が着られて、すごく楽しいです!」と声を弾ませた。物語はもちろんのこと、瀬央が着こなす衣装にもぜひ注目したい。

 星組東京宝塚劇場公演は1月2日(月)〜2月12日(日)での上演を予定している。

ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ|ラジオ関西|2022/12/26/月 20:00-20:30

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