宝塚歌劇団月組の英かおとが、10月28日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西)で、宝塚大劇場で10月22日に上演された『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』の新人公演で主演を務めた感想や東京公演に向けての意気込みを語った。
最後の新人公演で待望の主役。「夢見ていたので、すごくうれしかった。責任も感じながら稽古したが、当日は今までの感謝の気持ちを伝えたいと思って演じた」と、主演としての喜びを表現。パーソナリティー小山乃里子からの「幕が開いたときは緊張したのでは」との問いかけには、「(本役の)珠城(りょう)さんから『失敗してもいいから自分のつかみたいものに向かってやればいい』と言ってもらえて、プレッシャーがなくなり緊張せずできた」と、堂々と舞台に立てた様子を伝えた。
昔から『美女と野獣』のベルに憧れ、ミュージカル界を目指していたという、英かおと。高校1年のときに母に連れられて宝塚大劇場で観劇し、「端でもいいからこの舞台に立ちたい」と思ったのが、宝塚を目指したきっかけだという。身長が高かったので男役になったが、「今は男役でよかった」と語った。
「東京では相手役との恋物語を、もっとお客様に伝えられるよう演じたい」と抱負を述べた、英。東京宝塚劇場での新人公演は、12月12日に上演予定。