「えーい、ひとーつ」「そーれ!」
僧侶の掛け声とともに鐘楼から荘厳な音が師走の古都に響き渡る。浄土宗総本山・知恩院(京都市東山区)で31日から翌1月1日・元日にかけて撞かれる除夜の鐘。
知恩院では大みそかの22時40分ごろから鐘を撞き始め、人間の煩悩の数と同じ108打の鐘が年をまたいで撞かれる。一年間の煩悩を払い、清らかな心で新しい年を迎える。
なお同日、知恩院公式YouTubeチャンネルでもライブ配信される(22時20分ごろ~鐘楼内法要、22時40分ごろ~撞き始め、24時40分ごろ終了予定)。
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大みそかさながらに、27日、恒例「除夜の鐘の試し撞き」が行われた。