吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)のなかで、「テレビ番組や動画を倍速で見るかどうか」について話した。
倍速で見たことがないという青空。アニメやドラマを1.25倍速で見るという伊織から、「今の若い子は倍速視聴をする」と言われて驚いていた。伊織は初めて倍速視聴をしたときには少し早口だと感じたものの、慣れたら倍速でも見られるようになったそうだ。
トークは漫才に関する話題へと展開し、「倍速で見られるなら間(ま)は関係なくなる」と口にした伊織。以前、『M-1グランプリ』の決勝に進出した自分たちのネタを倍速で見たことがあるそうで、車で相方をひくシーンに関しては、そのあまりの速さに「ほんまにひき逃げしてるやん」と感じたそうだ。
この話に、青空も「ただでさえ速いウーマンラッシュアワーさんのネタなんかを見たらとんでもない」と続けた。
一方で、話すテンポが遅い戦場カメラマン・渡部陽一についても話に挙がった。青空は「渡辺さんは倍速で見ると普通の人になる。ようやく渡辺さんの時代が来た」と笑っていた。
倍速で見ないというリスナーからのメールには、「昔からテレビを見るのは大好きです。楽しみに見ているのに、わざわざ倍速で見て本来より短い時間で終わっちゃうのもなんか寂しい」とつづられていた。
ほかにも、「倍速で見ると、早すぎて全部ジャッキーチェンの映画にしか見えない」「早くしゃべられると意味を理解するのに時間がかかってしまうので、動画はゆっくり噛みくだいて見たい」という声が寄せられた。
一方、倍速で見るというリスナーは、その理由を「限られた時間で多くの動画を見たいから」と説明。ただし、映画は感情移入して見たいので通常の速度で見るのだそう。
番組によって速度を変えているという意見は多く、「ドラマは倍速で見ますが、バラエティや音楽番組、ネタ番組は内容が入ってこなかったりするのでそのままの速度で見ています」というこだわりが記されていた。