TwitterやInstagramなど様々なSNSアプリがありますが、1月末頃、にわかに注目を浴び始めた「Bondee(ボンディー)」が新定番として定着しそうな勢いを見せています。メタバースと呼ばれる仮想空間で、気心の知れた友だちと気軽にコミュニケーションを取れる今注目のアプリです。
”デジタル秘密基地”をコンセプトにした「Bondee」は、インターネットの中につくられた仮想空間(メタバース)機能を利用したもの。好きなファッションやルックス、髪型を組み合わせて楽しむ「アバター」や、好みのインテリアを置いて作る「お部屋」などで仮想の世界を構成。SNS上では「昔あったアメーバピグみたい」「まるで、あつ森!」といった声が寄せられているそう。
1月25日に日本でアプリが本格的にリリースされ、Twitterでもすぐにトレンド入り。”理想の自分”をアバター化した画像と共に、友だち登録用のQRコードが貼られるなどして瞬く間に広まったようです。
■自分の分身「アバター」を作成 流行の服に着せ替えも!
自分のアバターには、流行のY2K風(2000年代初頭に流行ったファッション)やストリート系をはじめ、韓国風やアメカジなど最先端のファッションに着せ替えることが可能。有料の衣装などもあり、今後も続々とトレンドにあわせたアイテムが追加予定だそう。
■コトバのいらないコミュニケーション
Twitterでの文章やInstagramでの写真といったものは必要なく、現在の状況をスタンプやアバターの喜怒哀楽などで投稿が可能。コミュニケーションのハードルが低く、気軽に感情表現を楽しむことができます。
■気心の知れた友人のみの心地よい空間
友だち登録できるのは最大50人まで。気心の知れた友人のみとコミュニケーションをとることで、居心地のいいデジタル空間を創り出すことができます。また、メッセージボトルという機能を使って見知らぬ人と友達になることもできるそう。
■投稿できるのは24時間以内に撮影・保存した写真・動画のみ
リアルタイムで撮影したもの、もしくは端末のアルバムに保存された写真・動画のみ投稿可能。実際に一緒にいるかのように景色を共有して会話を楽しむことができます。写真に対してもアバターの表情で気持ちを伝えることが可能。友だちとまるで「対面」しているかのようにコミュニケーションを取ることができます。
インターネット上でのやり取りが増えたこの時代だからこそ、まるで“現実世界で一緒にいるようなSNS”が今後のトレンドになるのかもしれませんね。