宝塚歌劇団花組の聖乃あすかが、2月6日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。1月30日(月)に宝塚大劇場公演の千秋楽を迎えた「ミュージカル・ロマン『うたかたの恋』」、「タカラヅカ・スペクタキュラー『ENCHANTEMENT(アンシャントマン) -華麗なる香水(パルファン)-』」で感じた喜びや、稽古場の裏話について語った。
開口一番、「歴代たくさんの方が作ってこられた宝塚の名作に携われることが、まず幸せ」と喜びをにじませた聖乃。30年ぶりの再演となる今回は新たな演出も加わっているとあり、出演者一人ひとりが“芝居とは”を数多く学ぶことができ、「稽古の段階から充実していた」という。
本作では、花組トップスターの柚香光演じるルドルフの御者であるブラットフィッシュを演じた聖乃。「柚香さんの御者として毎日お芝居をできることが本当に幸せです」と笑顔いっぱいのコメントを残した。
自身の役は実在の人物だったため、彼の半生を調べたという。史実からは、殿下・ルドルフへのまっすぐな思いなどが感じ取れたそうで、「人間味あふれる役柄」と評した。
「本当は気が利く御者でなければいけないのですが、まったくでした」と、笑い混じりに稽古場での裏話を切り出した聖乃。ルドルフから受け取った手紙をすぐに落としてしまったり、マントを渡すシーンでは手が絡まりなかなか渡すことができなかったりと、はじめのうちは小さなハプニングが多発していたという。そう話す聖乃の姿からは、伸び伸びと稽古に励めていることが伝わってきた。
激しくも華やかな魅力が光る、「ENCHANTEMENT -華麗なる香水(パルファン)-」。衣装や舞台セットなど、出演者にとってもときめきあふれるショーだそうで、「お客様も喜んでくださっているのが手にとるようにわかる」と声を弾ませた。
パーソナリティーの小山乃里子が見どころについて尋ねると、自身にとって挑戦となった娘役を演じたシーンのほか、スーツ・ハット・タバコという“男役らしさ”満点のシーンなど、「演じていて本当にテンションが上がる!」と熱量たっぷりに語った。
花組東京宝塚劇場公演は、2月18日(土)〜3月19日(日)までの予定。
ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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