タレントの森脇健児さんが、ラジオ番組『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(ラジオ関西、毎月第1・2週日曜午後5時〜)に登場。シンガーソングライターで番組パーソナリティの川嶋あいに、芸能界を志したきっかけや、ライフワークにもなっている“走ること”の魅力などを語りました。
高校生のころに『第1回松竹芸能タレントオーディション』に合格し、1984年に松竹芸能に所属。関西をはじめとしたさまざまな番組に出演し、人気を博しました。1990年に東京進出を果たし、バラエティ番組の司会を務めるなど全国ネットの番組に数多く出演しました。タレントとして活躍するかたわら、陸上競技やボクシングなどのスポーツにも励み、月間200キロを超える距離を走破し、トレーニングを続けているといいます。
「芸能界に入ったころからスポーツをしていたのですか?」という川嶋からの質問に、「中学・高校・大学にわたって陸上競技部に所属していた」と回答。京都の洛南高校に所属していた3年間は特に厳しいトレーニングを積んでいたようで、当時は短距離選手として活躍していたといいます。「まだまだ速くなれる、強くなれる」という思いから、現在も変わらず走り続けているのだと明かしました。
パーソナリティを務める川嶋も、神戸と福岡で挑戦したフルマラソンをきっかけに走ることにのめり込んだそう。初めての挑戦時には、街中の見知らぬ人々が声援を送ってくれることに驚きと感動を覚えたという川嶋。過去に何度もフルマラソンに挑戦している森脇さんと意気投合し、ラジオブースは大いに盛り上がりました。
TBSテレビで毎年放送されている『オールスター感謝祭』のなかで行われるコーナー「赤坂ミニマラソン」が主戦場だと語る森脇さん。「(ミニマラソンで)優勝するために毎日練習している」と断言し、この言葉には川嶋も「そのひと言を言えることがかっこよすぎますね」と感嘆の声を漏らしました。
幼いころは耳元にスピーカーを置き、ラジオを聴いて過ごしていたという森脇さんは「桂三枝さんや笑福亭鶴瓶さん、明石家さんまさん……。スピーカーの向こうにいるヒーローになりたかった」とコメント。「ほかの職業を考えたこともない」と、芸能界を志したきっかけを熱く語りました。
川嶋が「これまでで一番しんどかったことは?」と尋ねると、30歳のころに仕事が激減し東京から大阪へと帰ることになったときのことを挙げた森脇さん。「落ちたら死ぬほど努力をしないと上がってこれない」ことを自覚したと当時を振り返りました。
番組終盤には、かつての森脇さんのラジオ番組のリスナーもサプライズ登場しました。「森脇さんに感謝の気持ちを伝えたい」と訪れたのは、KBS京都で放送されていた『青春ベジタブル』(1989~95年)の元リスナーで、現在は同局に勤務しているという剱持充弘さん。剱持さんは、中学生時代に森脇さんの番組を聴いていたことで、つらいイジメを乗り越えることができたのだと、当時の“ラジオの向こうの声”の主に感謝の思いを語りました。
☆☆☆☆☆
『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)
【番組公式ブログ】
今回、森脇健児さんをお迎えします!軽快なトークにたくさんの元気と勇気を頂きました!そして、最終版、思わぬドッキリ⁈サプライズが!!すごく楽しく、暖かい気持ちになりました!是非、お聴き下さい! #ラジオ関西 pic.twitter.com/RdLgzykMT5
— 明日への扉〜いのちのラジオ+〜 (@asu_heno_tobira) February 2, 2023