神戸市の大型児童センター「こべっこランド」が2月11日、兵庫区和田岬にリニューアルオープンした。神戸市営地下鉄海岸線「和田岬駅」から歩いて5分の新施設には、さまざまな遊びができる船をモチーフとした野外遊具や、室内には大型のネット遊具が登場している。
1987(昭和62)年、「神戸市総合児童センター」として神戸ハーバーランドに開設された同施設。子どもたちや家族連れに人気だったが、設備の老朽化に伴い、また現在の児童福祉施設基準に適合した施設へと環境改善するため、初めて大規模リニューアルと移転が行われた。
移転前と同様に、幅広い年齢の子どもが無料で遊べるほか、音楽や工作、料理などのさまざまな文化体験が可能。さらに、子育て中の親子に向けた講座も実施し、悩み相談も受け付けている。また、発達がゆっくりな子どもたちへのサポートも行う。
新施設では、屋内の「だんだんひろば」に大型ネット遊具が設置され、屋外には夏場に水遊びが楽しめる噴水広場やのんびり過ごすことのできる芝生広場が登場。遊具を回遊し、施設内でさまざまな遊びができるのが魅力だ。
赤ちゃん専用のスペースや、小学生専用のクライミングウォールなど、年齢別にゾーンが分けられているため安全に遊ぶことが出来るのも特徴。利用時間は9時半から17時までとなっている。
「こべっこランド」運営部の井上利恵子さんは「和田岬の『こべっこランド』も、0歳から18歳までの子どもたちが楽しく過ごせる場所となっている。ぜひ遊びに来て」と話す。
「こべっこランド」とともに、「こども家庭センター」も2月6日から移転している。神戸市に住む18歳未満の子どもや家庭に関する専門の相談機関として、児童福祉司や児童心理司、医師などの専門職員が対応する。
※ラジオ関西『サンデー神戸』2023年2月19日放送回より
◇「こべっこランド」について
【こべっこランド|神戸市総合児童センター】
◇『サンデー神戸』
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