宝塚歌劇団月組の七城雅 『応天の門』新人公演の主演は「等身大で演じられた」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

宝塚歌劇団月組の七城雅 『応天の門』新人公演の主演は「等身大で演じられた」

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 宝塚歌劇団月組の七城雅が、2月27日に放送されたラジオ番組『ビバ!タカラジェンヌ』(ラジオ関西、月曜午後8時〜)に出演。宝塚大劇場にて2月に上演された「平安朝クライム『応天の門』-若き日の菅原道真の事-」、「ラテン グルーヴ『Deep Sea -海神たちのカルナバル-』」」の新人公演で主演を務めた心境や、宝塚を志したきっかけについて語った。

 2月21日(火)の新人公演で、主役の若き菅原道真を演じた七城。思っていた以上に緊張してしまい、幕が開いた直後は舌がうまく回らなかったという。しかし、次第に緊張は解け、「一緒に舞台に立っているメンバーの力も借りつつ、いいところに持っていけたかなと思います」と笑みをこぼした。

 今回演じた役柄は、18〜19歳と七城の実年齢に近かったこともあり「等身大というか、無理に背伸びをしなくても近いものがあると感じられた」という。

 自身にとって5度目となる新人公演で主役を務めることになった七城。配役が発表された際には「驚きすぎて言葉にならなかった」と明かし、その驚きっぷりは周囲の人間が「(主役が決まったときは)普通喜ぶところだよ!」と思わずツッコむほどだったそう。

 公演当日を振り返っての「お稽古場でできていたことが(本番では)できなくて悔しく思った部分もあったが、そのときにできる精一杯のことはやりきれたかなと思います」という言葉からは、反省とともに確かな手応えを感じていることが伺えた。

 パーソナリティーの小山乃里子から宝塚を志したきっかけを尋ねられた七城。中学2年生のころにテレビで見た月組公演をきっかけに「男役になりたい」と思い、宝塚音楽学校を目指したそう。歌も踊りも習っていたわけではないが、初挑戦ながら合格を勝ち取ったという。「歌が好きです」というまっすぐな言葉からも伝わる通り、小山が「歌が素晴らしかった!」と絶賛するほどの美声の持ち主でもある。

「Deep Sea -海神たちのカルナバル-」については「すべての場面が楽しいので、どこも全力でできるのが楽しいです」とコメントし、数多くのシーンに登場する大変さや苦労は一切感じさせなかった。

 東京宝塚劇場での月組新人公演は4月6日(木)に予定されている。

ラジオ関西『ビバ!タカラジェンヌ』
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ビバ!タカラジェンヌ|ラジオ関西|2023/02/27/月 20:00-20:30

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