生後2か月の乳児を虐待 兵庫県警、25歳の母親逮捕 ネグレクトの疑いで神戸市が見守り対応も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

生後2か月の乳児を虐待 兵庫県警、25歳の母親逮捕 ネグレクトの疑いで神戸市が見守り対応も

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 生後2か月の次女に暴行したとして、兵庫県警は28日、傷害容疑で、神戸市西区の無職の女(25)を逮捕した。
女は2022年10月、当時住んでいた神戸市垂水区の自宅で次女とともに意識不明の状態で倒れているところを発見され、病院に搬送された。
 女は意識を取り戻したが、次女は脚にけががあり、肋骨が折れ、頭や腰に皮下出血などがあり死亡した。次女の死因は一時的な心肺停止が原因とされる低酸素性虚血性脳障害だった。

 女の逮捕容疑は2022年8月31日~9月6日の間、当時住んでいた神戸市垂水区の集合住宅で、次女の右太ももに、何らかの方法で強い圧力を加えるなどの暴行をして、右脚の骨を折る約3か月の大けがを負わせた疑い。次女の体には複数のあざがあり、頭部に皮下出血もあった。
 兵庫県警は日常的な虐待の有無を調べているが、女は「何も言いたくありません。娘のけがについては何もしていません」と容疑について否認しているという。

 神戸市や兵庫県警によると、女は元夫(28)と次女の3人暮らし。3歳の長女もいるが、生後まもなく児童相談所が「ネグレクト(育児放棄)の疑いがある」として、施設に預けられた。神戸市は、女が次女を出産した2022年9月以降、生活状況などから「ネグレクト(育児放棄)の可能性がある」と判断、支援が必要だとして家庭訪問や電話対応をしていた。
 
 女と次女を発見したのは、神戸市垂水区役所の支援員の女性。2022年10月6日午後、女から「子どもの様子がおかしい」と同区役所に連絡があり、自宅を訪れると、2人が意識不明の状態で倒れていたという。

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