吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)に、NMB48の“わかぽん”こと安部若菜と、“けいと”こと塩月希依音がゲスト出演。「街中で知り合いを見かけたら声をかけるかどうか」について話した。
ゲストの安部、塩月にくわえ、からし蓮根・青空も「声をかけない」とひと言。出演者4人のなかでは唯一の“声をかける派”となったからし蓮根・伊織は「先輩芸人が女性と歩いているようなときには声はかけないが、夜のなんばを1人で歩いている場合には声をかける」と自分ルールを披露した。
同じ漫才劇場の舞台に立っている先輩に気づかれた場合には仕方がなく声をかけるそうだが、「逃げられるならギリギリまで逃げる」と言い放った青空。塩月もまた、同じグループのメンバーをプライベートで見かけたとしても声はかけないという。
塩月の言葉に共感しながら、安部は街中でメンバーを見かけるたびにする“あること”について話し出した。その“あること”とは、遭遇したメンバーを動画で撮影し、その動画を本人に送りつけるというイタズラ。安部が明かしたインパクトの強いイタズラに、伊織は「こわい!」と少々引いている様子だった。
基本的には“声をかける派”だという伊織も、大阪・難波の『なんばグランド花月』に出ているような芸歴がかなり離れた先輩だと難しいとコメント。青空もたとえ飲食店で出くわしたとしても声をかけるのは難しいと話し、「池乃めだか師匠が店に入って来たときは迷ったが、結局声をかけられなかった」と振り返った。
芸人間では、飲食店で出会った場合は後輩におごらなければならないという暗黙のルールがあるという。そこで伊織はゲストの2人に対し、NMB48のメンバー間での“おごり事情”について質問を投げかけた。
伊織の問いかけに対し、安部は「どれだけ先輩でも割り勘です」と回答。ただ、グループ内には小学6年生のメンバーもいるということで「カフェにいるとき、さすがに小6のメンバーがいたらおごってあげます」と付け加えると、スタジオは笑いに包まれた。
“声をかけない派”のあるリスナーから寄せられたメールには「これまで知り合いに会ったのが良くない状況ばかりだった」という言葉が記されていた。メッセージを詳しく読んでみたところ、レンタルビデオ屋のレジや、高校の同級生の女性に街コンで遭遇したという。
さらには、桜の名所として有名な池で大勢のカップルに囲まれながら、スワンボートを1人で漕いでいたときのこともつづられていた。リスナーいわく、操縦がうまくいかずあくせくしているなか、知り合いに橋の上から声をかけられて恥ずかしい思いをしたという。気まずさや恥ずかしさを感じずにはいられない状況でばかり遭遇しているため、自分からは声をかけられなくなったようだ。
全体の意見を集計すると、街中で知り合いを見かけたら声をかける派は29.4%、かけない派は70.6%という結果となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年3月1日放送回より
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