節約で削るのは、食費or趣味のお金? 「10円のうどんに100円のパスタソース」←芸人流の節約法 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

節約で削るのは、食費or趣味のお金? 「10円のうどんに100円のパスタソース」←芸人流の節約法

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 吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)のなかで、「節約が必要なとき、食費を削るか趣味のお金を削るか」について話した。

節約するときに削るのは食費? 趣味のお金?
節約するときに削るのは食費? 趣味のお金?

 削るなら趣味のお金だと主張する青空は、その理由について「ご飯は必ず食べないといけないから」とコメント。一方の伊織はどちらも削りたくないと話しつつ、一度生活水準を上げてしまうと下げられなくなってしまうので、いかに生活水準を上げないようにするかが大事だと口にした。

趣味のお金を削る派の青空

 青空は芸人独自の節約法として“先輩とご飯に行っておごってもらう”という方法があると説明し、「これでどんだけ助けられたか」と振り返った。当時、最後まで楽屋に残りながら、お腹のあたりを触りつつ先輩に声をかけられるのを待っていたそうだ。

 話題は“ご飯に連れて行ってもらった先輩芸人”へと展開し、「ガクテンソク・よじょうさんはお酒の量がすごい」と話し出した青空。よじょうは麦焼酎を飲んでいたそうだが、青空はその量を「アメリカにある大きな畑分の麦が全部なくなっとった」と表現。それだけの量を飲んでも何も変化がなかったそうで「あの人が1番酒に強い」とこぼすと、伊織も「それはこわいな」とうなずいた。

 リスナーからの意見は概ね半々という結果となった。なかでも、“趣味のお金を削る”というリスナーからは「食べることが大好きな食いしん坊なので、何があっても食費だけは死守する」「食費を削るとパフォーマンスが落ちるうえに、栄養が偏ると病気にもかかりやすくなる。趣味はお金ができてからすればいい」という声が寄せられた。

 一方、“食費を削る”というリスナーのなかには、「大学時代は貧乏だったので、1週間の食費が1000円だったこともある」という人も。「もやし、豆腐、食パン、うどんのおかげで無事に乗りきれた経験があるので、今も節約が必要なときは食費から見直している」そうで、経験を踏まえた節約方法を実践していることがつづられていた。

 ここで青空が、貧乏生活をしていた過去の食事方法を振り返った。それは、1玉10円台のうどんを2玉買って、そこに100円のパスタソースをかけて食べるというもの。「腹はパンパンになったけど、めちゃくちゃな食い方をしてた」と当時を懐かしんだ。

 伊織は最近、先輩芸人から“100円ローソン(「ローソンストア100」)にある「スンドゥブの素」を活用する”という節約テクニックを教わったそう。先輩いわく、いつ誘われるかわからない飲み会のために、買い込んだ食材を腐らせてしまうのはもったいないため、豆腐を入れて温めるだけの「スンドゥブの素」は便利なのだそう。

節約術について話す伊織

 ほかに「食費を削ってでもお笑いライブに出向く」「配信チケットを買って見る」など、趣味であるお笑いにお金をつぎ込むという“お笑い大好き”なリスナーからもメールが寄せられた。

 全体の意見を集計すると、節約が必要なときに食費を削る派は54.5%、趣味のお金を削る派は45.5%という結果となった。

(取材・文=バンク北川 / 放送作家)

※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年3月15日放送回より

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