元WBC日本代表・平田良介氏 現役を引退した今こそ感じる野球の魅力「野球をしていたから、いろんな人とも会えた」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

元WBC日本代表・平田良介氏 現役を引退した今こそ感じる野球の魅力「野球をしていたから、いろんな人とも会えた」

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 2017年のWBC日本代表で、プロ野球・元中日の平田良介氏が13日放送のラジオ関西の番組にゲスト出演し、引退後に改めて気付いた野球の魅力や今後の活動内容について語った。

 ゲスト出演したのは、林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)とフリーアナウンサーの田中大貴(元フジテレビアナウンサー)がパーソナリティーを務めるラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2023年3月13日放送回。

平田良介氏(写真:ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』)

 現役引退後、草野球チームでプレーを続けているという平田氏。チーム内のレベルに関しては「結構(レベルが)高い」そう。

「元プロ野球選手が7人いるが、(レベルの幅は)めちゃくちゃ広い。中には144キロを投げる人もいますし……対戦相手にも元阪神の上園(啓史)さんなど、元プロの選手はいますね。(特にチームで)練習はなく、(草野球も)点差関係なく楽しむという感じですね。元プロじゃないメンバーも『テレビで見た選手と一緒に野球できる!』と、むちゃくちゃ喜んでます」(平田氏)

 そして、草野球チームでプレーするかたわら、平田氏は今後、小中学生向けの野球塾を開講し、野球の指導を行う予定だという。

「(ターゲットは)プロ野球選手を目指して来る子がほとんどかなと思うのですが、その中でも野球だけじゃなく、野球を通じて人間性を育てたりすることもしていきたい。人間力も上げていき、勉強も教えられるところは教えていけるような場にしたいと考えています」(平田氏)

 野球塾の始動にあたり、平田氏は「やっぱり、子どもたちに野球を教えたいですね。今まではプレーなどで見せられましたけど、もうそれができなくなったので、次は自分で教えて、その中からプロ野球選手を一人でも多く輩出できれば」と、思いを吐露。「引退した今、改めて野球の魅力に気付いた」ことが、その理由だという。

「野球をしていたからこそ、いろんな人とも会えたし楽しい時間を過ごせたなと思うので、野球してて良かったなと思います。(野球の魅力は)まず『楽しい!』というのは大前提ですが、野球を通じて、本当に全くしゃべったことのない人と急に仲良くなったりすることがあるんですよ。今やっている草野球もまさにそう。話したことのなかった人とすごく距離が縮まって仲良くなって……それは野球の素晴らしいところだと思います。また、野球をやってきた人は、礼儀や挨拶がすごくできる。息子も野球やっているのですが、それまでは全然挨拶ができなかった子が、野球を始めてから『はい! 〇〇です!』と敬語で挨拶したりしゃべれるようになった。そういうところも野球の素晴らしさだと思います」(平田氏)

 最後に平田氏は、今後の抱負について「とにかく笑顔でいたい。苦しいときがあっても、笑顔で切り抜けられるような人生にしていきたい」と語った。

 なお、平田氏は、3月18日(土)、バンテリンドーム ナゴヤで行われるオープン戦(中日対楽天)において、現役一筋17年を過ごした中日での引退セレモニーに臨む予定となっている。

写真中央が元中日の平田良介氏、同左がフリーアナウンサーの田中大貴、同右が林歳彦氏(会社経営者・環境活動家)(写真:ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』)
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としちゃん・大貴の ええやんカー!やってみよう!! | ラジオ関西 | 2023/03/06/月 19:30-20:00

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