【女子バレー】V1の姫路、ホームでの今季ラスト2試合を勝利で飾れず 最下位が確定、入れ替え戦へ | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【女子バレー】V1の姫路、ホームでの今季ラスト2試合を勝利で飾れず 最下位が確定、入れ替え戦へ

LINEで送る

この記事の写真を見る(2枚)

 女子バレーボール・Vリーグ1部(V1女子)のヴィクトリーナ姫路は、3月25日と26日の2日間、ホームのヴィクトリーナ・ウインク体育館で、2022-23シーズン「V・レギュラーラウンド」最後の2試合に臨んだが、いずれも敗れた。

 この結果、リーグ戦全33試合で5勝28敗、20ポイントという成績に終わったヴィクトリーナは、V1女子で12チーム中12位が確定。4月5日と6日に行われる「V・チャレンジマッチ(V1女子・V2女子入替戦)」で、V1残留をかけて、Vリーグ2部を制したプレステージ・インターナショナルアランマーレと対戦することが決まった。

ホームのヴィクトリーナ・ウインク体育館でコートに並ぶヴィクトリーナ姫路の選手たち

 25日は、PFUブルーキャッツと対戦。スターティングメンバーは、櫻井美樹選手、田中咲希選手、佐々木千紘選手、松本愛希穂選手、古市梨乃選手、宮部藍梨選手で、リベロは花井萌里選手。同日のホームゲームから声出し応援が可能になり、ファンの声援で活気があふれたなか、試合では松本選手や田中選手らが奮闘。しかし、相手の助っ人外国籍選手らに苦しめられたこともあって、終始ペースを握られ、セットカウントは0-3。ストレートでの敗戦となった。

 この日は試合終了後に、交流イベント『ヴィクトリーナ姫路の選手にサーブを打って、アタックを受けよう!』が開催された。これは、姫路市に5万円以上のふるさと納税をした人への体験型返礼品。地域貢献の一環として、ヴィクトリーナ姫路ならではの特色を生かしたもので、ファン5人が参加した。参加者がサーブを打つと、そのボールを選手がレシーブして他の選手がトス。参加者は、選手からのアタックを受けることができた。体験後は、選手との記念撮影やサインボールやグッズが贈られた。参加した選手は、先発でプレーした櫻井選手、田中選手、古市選手と、貞包里穂選手、孫田菜奈選手。サーブはどの参加者もきれいに決まり、会場からは拍手が送られる場面も。参加者の一人は、「とりあえずサーブを入れるのに必死でした」と選手との交流を楽しんだ。

 翌26日は、日立Astemoリヴァーレと対戦。前日と同じスタメンを揃えたヴィクトリーナは、宮部選手がブロックを立て続けに決めたり、リリーフサーバーでサービスエースを取る活躍などもあって、チームは熱戦を繰り広げたが、セットカウント1-3で勝利に届かず。ホームでの今シーズン最終戦を白星で飾ることはできなかった。

 試合終了後、スペシャルゲストとしてシンガーソングライターのHIPPY(ヒッピー)が登場。「君に捧げる応援歌」を披露し、「V・チャレンジマッチ」でのV1残留を目指すチーム、選手たちにエールを送った。

シンガーソングライターのHIPPYがヴィクトリーナ姫路にエールを送った。

 4月8日と9日に新潟県長岡市のシティホールプラザ アオーレ長岡で行われる「V・チャレンジマッチ」では、両日とも午後2時からアランマーレと対戦する予定のヴィクトリーナ。4シーズンにわたって戦ってきたV1の残留を懸けた、クラブの未来にとっても重要な2試合を迎える。ここで、チームの底力や粘り強い根気と勢いを全力でいかし、勝利につなげて、来シーズンもV1で戦う権利を自らの手で勝ち取りたいものだ。(ラジオ関西『いいな117ヴィクトリーナ』)

LINEで送る

いいな117ヴィクトリーナ | ラジオ関西 | 2023/03/27/月 17:35-17:50

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事