【センバツ2023】報徳が2試合連続サヨナラ勝ちでベスト4! 昨夏優勝の仙台育英を5-4で下す 次戦は連覇狙う大阪桐蔭との一戦 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【センバツ2023】報徳が2試合連続サヨナラ勝ちでベスト4! 昨夏優勝の仙台育英を5-4で下す 次戦は連覇狙う大阪桐蔭との一戦

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 西宮市の阪神甲子園球場で行われているセンバツ高校野球。大会10日目の29日、第4試合では兵庫の報徳学園が宮城の仙台育英に5対4でサヨナラ勝ちし、準決勝に進んだ。報徳は前回出場の第89回大会(2017年)以来のベスト4入り。

 報徳は初回に相手投手の立ち上がりを攻め、二死満塁から6番・西村の右前適時打で2点を先制。続く2回には2番・山増の内野ゴロの間に1点を加え、序盤で3対0と優位に立った。

 その後、先発の間木が6回に暴投で1点を失うと、9回には3番手の今朝丸がエラーとタイムリーヒットで2点を失い、土壇場で3対3の同点に追いつかれる。

 報徳にとっては2試合連続となる延長タイブレークに入り、10回表に1点を取られるも、その裏、相手のエラーですぐさま同点。そして、2死満塁で2番・山増がレフト前に打球を弾き返し、3塁ランナーが生還。3回戦に続き、2試合連続のサヨナラ勝ちを収めた。

 山増は「仲間から『お前なら打てる』と励まされていて、抜けた瞬間は本当にほっとした。サヨナラ打は人生で初めてで、自信になった」と表情をほころばせた。

 大角健二監督は、「野球の難しさを痛感する試合だった。(昨夏の甲子園優勝メンバーが多く残る仙台育英相手に)ひるむことなく、ライバルとして向かってくれた選手に感謝したい」と話した。

 強豪校を次々と打ち破った報徳は、11日目の第2試合で、昨秋の近畿大会決勝で敗れている大阪桐蔭との対戦が決まった。大阪桐蔭の西谷浩一監督は報徳OB。試合前には西谷監督から「待ってるで」と声をかけられたという大角監督は、「最もやりたかった相手。報徳の校歌を聞かせてあげたい」と気持ちを切り替えた。

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