兵庫県で「サル痘」患者を初確認 県内在住の40代男性 海外渡航歴なく、県が感染経路など調査 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

兵庫県で「サル痘」患者を初確認 県内在住の40代男性 海外渡航歴なく、県が感染経路など調査

LINEで送る

 兵庫県は11日、県内に住む40代の男性が「サル痘(エムポックス)」に感染したことを確認したと発表しました。県内での患者の発生は初めてです。

 男性は、3月下旬に発疹の症状が出たことから県外の医療機関を受診し、検査の結果、4月3日に感染がわかりました。軽症で、容体は安定しているということです。男性に海外の渡航歴がないことから、県は感染経路や周囲への広がりについて調べています。

 県の感染症対策課は、「3月以降、感染者数が全国で急激に増えているが、普通の生活をしていれば感染の危険度が高いわけではない。過剰に反応せず、冷静に行動してほしい」と呼びかけています。

 サル痘は、ウイルスをもった動物にかまれて感染するほか、人から人へは感染した人との性的接触などでうつり、発熱や頭痛、発疹などの症状が出ます。国内では11日までに106人の感染が確認されています。

LINEで送る

関連記事