サステナブルな「三菱未来館」大阪・関西万博パビリオン デザイン公表 地上に浮かぶ”マザーシップ” | ラジトピ ラジオ関西トピックス

サステナブルな「三菱未来館」大阪・関西万博パビリオン デザイン公表 地上に浮かぶ”マザーシップ”

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 三菱グループ31社で構成する三菱大阪・関西万博総合委員会が、大阪・関西万博(2025年4月13日~10月13日 184日間)に出展するパビリオン「三菱未来館」の外観デザインを公表した。
 同グループには三菱UFJ銀行や三菱電機、三菱重工業、三菱地所などが名を連ねる。1970(昭和45)年大阪万博でも「三菱未来館」を出展、50年後の社会と、そこに生きる人々の暮らしをプレゼンテーションし、「太陽の塔」や「月の石」などと並んで人気を集め、民間企業のパビリオンとしてはトップの入場者数を記録するほど人気のパビリオンだった。2005(平成17)年の愛知万博、2021~22(令和3~4)年開催のドバイ万博にも出展した。

大阪・関西万博「三菱未来館」完成予想図 ©-mitsubishiexpo2025

 三菱は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿って、未来社会”の実現に向けて、行動を起こす契機にしたいとしている。
 そこで建築設計コンセプトを「生命・地球・人間のつながり」として、長方形・ひし形・楕円といった幾何学的な図形を、それぞれ人間・地球・生命の組み合わせとして表現する。
 高さ約17メートル、地上2階、地下1階で、パビリオンを地上に浮かぶマザーシップ(母船)に見立てた。地下空間から内部に乗り込む構造にした。

 パビリオンの設計では、資源を循環的に再利用、または転用することを重視し、建設工事で発生する掘削土を敷地内で循環利用するなど、新たな資源として再利用し、建設から解体までをサステナブル(持続可能な工程)にした。

 同グループは、「三菱未来館が、親・子・孫の三世代で語り継がれ、家族にとっての大切な時間や思い出の共有の場となっ て、『地球の未来』や『いのちのすばらしさ』、『後に続く世代への想い』を新たにしてほしい」とコメントしている。


【大阪・関西万博「三菱未来館」】

【2025年大阪・関西万博 公式ウェブサイト】

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