栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、今回は包丁いらずで簡単に作れる「トマトパスタ」のレシピを紹介した。
トマトパスタは万人受けする定番メニューだが、ニンニクのにおいが気になる料理でもある。今回紹介するのは、マスクを外す機会が増えてきた今、ニンニク抜きでもおいしく作れるパスタだという。
ぽんぽ娘は今回このメニューをおすすめする理由に、電子レンジで調理することもできることから子ども1人でも作りやすいことを挙げた。彼女には小学6年生の子どもがいるが、1人で留守番する際の昼食として自分で作らせているそう。
本来パスタを作るには大量のお湯を用意する必要があるが、100円均一などで販売されているパスタ用のレンジ調理器を使えば火も包丁も不要。子どもでも簡単に作れるレシピとして、レンジでの調理法もあわせて紹介した。
◆トマトパスタ
【材料】
・スパゲティ2人前(200グラム程度)
・カットトマト缶(半分)
・ツナ缶(一缶)
・フライドオニオン(大さじ3)
・白だし(大さじ1)
・塩
【作り方】
(1)パスタを指定時間より1〜2分少なめにゆでる。
(2)ゆであがったらフライパンに移してトマト缶、フライドオニオン、ツナ缶、白だしを入れて煮詰める。(パスタがかたい場合は、ゆで汁をお玉半分程度入れる)
(3)塩で味をととのえてできあがり。
レンジ調理の場合は、少なめの水を入れたレンジ調理器に白だしを加えてかためにゆでた後、トマト缶、フライドオニオン、ツナ缶を加えてもう1度温めれば電子レンジだけで調理できる。ちなみに、1人前ずつ作る方がおいしく仕上がるとのこと。
トマト缶はホールトマトでもいいが、カットトマトの方が崩す必要もないためおすすめ。ツナをお好みのシーフードに変えるなどのアレンジも提案した。
ニンニクの代わりに白だしとフライドオニオンを入れることで香りやコクが生まれ、ニンニクなしでもおいしく仕上がる。子どもでも簡単・安全においしくできるトマトパスタ、ぜひ作ってみては。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2023年4月14日放送回より
【放送音声】2023年4月14日放送回