吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)のなかで、「行列に1時間並ぶのをガマンできるか」について話した。
「飲食店で1時間並ぶのはまず無理。並んでいたら別のところに行く」という青空。遊園地でも並べるのは90分までで、お金を支払うことで行列に並ぶ時間が短くなる『ファストパス』があれば購入すると話した。
「USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)で最長180分並んだことがある」と明かした伊織。長時間並んでいると「もうよくない?」という時間も出てくるが、その気分の上がり下がりの波がまた楽しいのだそう。
待ち時間は話をするかクイズをするか、もしくは人間観察をしながら並んでいることが多いという。ちなみに、先日行列に並んだ際は前にカップルらしき2人組がいたため、一体何を話すのかをひたすら観察していたそうだ。
行列の過ごし方について、青空は奥さんと付き合っていた当時を振り返り「いよいよやることがなくなってきて、相手が何もわからないのにラップバトルの動画を見て過ごしたことがある」と笑い混じりに明かした。
ここで青空が、ガマンできない派からのメールを紹介。あるリスナーは、20代前半のころはほしいものや食べたいものがあれば何時間でも待てたそうだが、歳を重ねるごとに心境が変化。現在は1人で行動しているときであれば、行列を見た瞬間にあきらめるのだという。
行列のなかでも、特に飲食店での行列がガマンできないという別のリスナーは、以前は口コミの評価が高く1時間程度の待ち時間であれば並んでいたという。しかし、長蛇の列ができるほどの人気店の近くで営業が続けられている店であればそこも十分においしいのではと気づき、それ以来並ばないようになったのだそう。このメールに対し、伊織は思わず「なるほど、かしこいな!」と感嘆の声を漏らした。
これまでに1時間以上並んだ記憶がないという56歳の男性からのメールには「人気ラーメン店に行ったことがないどころか、店のレジであっても並んでいると買うのをやめるほど」と、驚きのメッセージがつづられていた。
続いて、1時間の行列にもガマンができるというリスナーからのメールを紹介。
「お腹をすかせることでよりおいしく食べられる」というポジティブな捉え方と、「USJで並んでいると想像すれば、1時間は短いほうにも感じられる」という発想の転換方法が記されており、青空は納得した様子でうなずいてみせた。