姫路市の清元秀泰市長が26日、ラジオ関西の番組に出演し、5月1日から始まる2期目へ向けて「姫路の成長が、兵庫の未来につながると思って頑張る」と抱負を述べた。
自身の任期満了に伴い23日に投開票された姫路市長選挙では、11万1,790票を集めて再選を決めた。これについて清元市長は、「投票率が1パーセント弱下がっている中で、前回(2019年)を2,500票ほど上回った。1期目を評価していただいた方が多かったことに安堵している」と表情を緩めた。
24年ぶりに、政党が推薦する候補者同士の争いとなった選挙戦については、「統一地方選挙・前半の県議選(姫路市選挙区)では維新が2議席を獲得し、大阪からの維新の風を感じて危機感があった。ただ、『身を切る改革』と批判されたが、不必要なことをやっているつもりはなく、争点がかみ合わなかった」と振り返った。
また、次の4年向けては手柄地域の再開発事業に触れ、「5,000席を確保した新体育館では、バレーやバスケットなどの国際大会をやりたいし、姫路球場ではアイドルグループのコンサートなどができるかもしれない。真の国際都市に向けた投資だ」と夢を語った。