吉本興業のお笑いコンビ・からし蓮根が、水曜にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-木午後2時30分~)のなかで、「トイレでスマホを触るのはアリかナシか」について話した。
ナシ派だという伊織は「スマホを触らないように、トイレには持って行かないようにしている」とコメント。同じくナシ派の青空は、その理由にトイレでのスマホ利用は運気を下げるといわれていることを挙げた。さらに、公共トイレを利用した際に閉まっている個室からしばらく何の音もしないと「何してるん?」とイラついてしまうことがあると話した。
トイレの個室で電話をしている人はもってのほかだと主張した青空。これに対し、伊織は「営業目的の電話がきて『長いな』と思ったときは、せめてもの抵抗としてトイレの流す音を聞かせている」となんとも珍しい使い方をしていることを明かした。
アリ派のリスナーいわく「子どものころはトイレに本を持ち込んで読んでいたので、今も何かを読んでいないと落ち着かない」と、トイレでの過ごし方が習慣化してしまっているのが理由だという。このメールに、伊織は「確かにトイレ用の漫画を置いてる人がいる」とリアクションを返した。
なかには、会社で「トイレに行って来ます」と言ってスマホを触りに行くが、あまりに頻度が多く「お前何回トイレ行くねん」と上司に怒られたという人も。しかし、怒られたあともトイレにスマホを持ち込むのがやめられないのだという。
トイレでスマホを長時間触ってしまわないよう、独自の対策をしているというリスナーからもメッセージが寄せられた。その対策とは、“YouTubeで好きな音楽を1曲かけている間に用を足せるかチャレンジする”というもの。「そうすることで、時間にもシビアにトイレをすることができます!」と締めくくられたメールに、青空は「時間を決められるならいい使い方かもしれない」と納得していた。
「トイレでスマホを触るのは絶対にナシ」というリスナーは、トイレにガラケーを持って行った際にうっかり落として流してしまったことがあるという驚きのエピソードを明かした。このトラウマ以降、トイレには絶対に持ち込まないようにしているそうだ。
ほかにも、居酒屋のトイレで人が出て来なかったためノックしたところ、スマホを触りながら出てきて腹が立った経験があるというメールも寄せられた。伊織はこれに対し、先輩と飲みに行ったときにトイレでスマホを触ってしまうというのは少しわかると反応を示した。
全体の意見を集計すると、トイレでのスマホ利用はアリ派は44.4%、ナシ派は55.6%となった。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip水曜日』2023年5月10日放送回より