先月29日から今月4日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり2.89人でした。2.36人だった前の週より0.53人増えていて、感染が拡大しています。これは8日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関199か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて576人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=2.29人、芦屋=3.00人、伊丹=2.92人、宝塚=4.44人、加古川=5.64人、加東=3.54人、龍野=2.75人、赤穂=5.17人、中播磨=9.50人、豊岡=2.13人、朝来=2.67人、丹波=1.00人、洲本=1.63人、姫路=3.21人、尼崎=2.13人、西宮=2.00人、明石=1.82人となっています。
年代別では、0歳=0.08人、1-4歳=0.18人、5-9歳=0.32人、10-19歳=0.59人、20-29歳=0.25人、30-39歳=0.23人、40-49歳=0.24人、50-59歳=0.35人、60-69歳=0.22人、70-79歳=0.17人、80歳以上=0.26人です。8日午前0時現在の兵庫県内の入院患者は191人で、前の週から50人増えました。このうち重症患者は5人です。兵庫県感染症対策課は「10代の感染者が多く、気をつけて見ている状況。全国的に感染が増加している」と話しています。