高知県の自然やグルメを楽しむ催しが21日、大阪の阪神百貨店梅田本店1階「食祭テラス」で始まりました。
同県出身の植物学者・牧野富太郎さんがテレビドラマの主人公に選ばれたことが注目を集めていて、訪れる人が増えている高知県。会場には、牧野さんの生涯や功績をまとめたパネルが展示され、ドラマのロケ地を含めた県内の名所を紹介しています。
また、カツオの一本釣りが盛んな同県中土佐町久礼(くれ)にある市場から届いた、カツオのたたきなどのグルメや、「司牡丹」や「酔鯨」、「土佐鶴」など、県内17の蔵から集めた日本酒をその場で味わったり、買ったりできます。期間中には、高知に移住した人や、最近増えているという、若手の「天日塩職人」らによるトークショーもあります。
高知県大阪事務所の所長・岡田忠明さんは、「高知の自然と食の両方を知って満足してもらい、『次は現地に行ってみたい』と思ってほしい」と話しました。イベントは、今月26日までです。