姫路城が世界遺産に登録され今年で30年となります。これを記念して、姫路城のレゴセットが発売されることが決まり、26日、姫路城でお披露目されました。
発売されるのは、大人向けのレゴ セット「レゴアーキテクチャー 姫路城」で、渡櫓でつながる連立式天守の白壁や木造の床や柱の内部構造など、「細かい所まで、より完全に、リアルに近づけるよう再現」されています。日本の世界遺産がレゴセットになるのは初めてです。
会見に出席した兵庫県の斎藤知事は、「姫路城の魅力を知ってもらい、多くの人に足を運んでもらいたい」と期待を寄せました。姫路市の清元市長は、「姫路に足を運んでもらうと、まず駅から城が見え、『レゴと同じものがある!』と感動してもらえるはず。姫路城の素晴らしさを世界に発信していきたい」と話しました。
レゴグループの関係者は、「細かい所までより完璧に近づけるようにデザインした。世界遺産登録30周年という記念すべき年に、このようなことができて素晴らしい。すべての人に姫路城の素晴らしさを感じてほしい」としています。
「レゴ アーキテクチャー 姫路城」は2023年8月1日に世界同時発売されます。
また、兵庫県とレゴグループのコラボレーションとして、7月には県立兵庫津ミュージアム(神戸市兵庫区)で、兵庫の名所や特産品をレゴブロックで再現した「みんなで遊ぼう!ひょうごレゴ展」を開催する予定。