「アイドルになる以外の選択肢はなかった」と語るのは、アイドルグループ・BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)の一岡伶奈と岡村美波。7月1日放送のラジオ番組に出演し、アイドルになることを決意したきっかけや“憧れの存在”について語った。
BEYOOOOONDSは、2019年8月にメジャーデビューした「ハロー!プロジェクト」の12人組グループ。5月15日(月)には、グループにとって2度目となる単独武道館ライブを開催。コロナ禍を経て、ようやく声出しが解禁された本公演での感動体験について、2人はこう振り返った。
「『涙のカスタネット』という楽曲があって、これまではライブ中に声が出せず、お客さんとの一体感を生むためにカスタネットを鳴らしたりとコロナ禍でも楽しめるようパフォーマンスを工夫していたのですが、やっと声出しが解禁されたのがうれしいですね。(コロナ禍の)3年間のパワーが爆発した感じがあって、私達のテンションも上がりまくっていました!」(一岡)
「私もずっと号泣していて、なんなら舞台にあがる前の円陣の時点で涙が止まらなかったです(笑)」(岡村)
感動の武道館ライブを終えた今、改めて2人に「アイドルを目指したきっかけ」を尋ねてみた。
モーニング娘。がきっかけでアイドルを志したと語る一岡。幼いころから姉とともにダンスを習っていたものの、「自分がアイドルになれるとは思っていなかった」という。「自分はアイドルの道には進めない」という諦めの思いを抱きながら挑んだオーディションだったが、結果、BEYOOOOONDSの一員として舞台に立っている。
一方、岡村は「物心ついたときからアイドルになることが夢だった」と明かす。「なにがきっかけになったのか覚えていないくらい小さいころ」から夢はアイドルだったそうで、ほかになりたいものもなかったという。さらに、「強いて言えば、初めて『なりたい』と思ったのがイチゴ、その次にプリンセス、その次にアイドルだった。3つある選択肢のなかで、今世でなれるのはアイドルしかないなと(笑)」と続け、笑いを誘った。
「会ってみたいアイドル」として、ピンクレディーの名を挙げた一岡。「アイドルといえばピンクレディーさん、というくらい憧れの存在」と明かし、「ちょっと歌っただけで歓声があがるところを見ていると、自分もそういう存在になりたいなと思う」と声を弾ませた。
岡村の憧れは、「ハロー!プロジェクト」の存在を知るきっかけとなった松浦亜弥だという。小学生のころに目にした、楽曲『桃色片想い』のMVに「なんだこのかわいい人は!?」と衝撃を受けたそうで、以降、岡村にとっての憧れの存在だと語った。
自身のアイドルとしてのルーツを語った2人が所属するBEYOOOOONDSは、今年4月に4枚目のシングル『求めよ…運命の旅人算/夢さえ描けない夜空には』をリリース。
楽曲について、岡村は「吹奏楽とブラスバンドの皆様がアレンジしてくださって、まっすぐな歌詞が心に刺さる楽曲」と紹介。続けて、一岡も「それぞれのソロパートが多くて、メンバーの歌のうまさもわかる一曲だと思います」と熱弁した。
※ラジオ関西『DJ KOO×REBOOT THE WORLD』2023年7月1日放送回より。