先月26日から今月2日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり5.84人でした。4.82人だった前の週より1.02人増えていて、感染が拡大しています。これは6日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関199か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて1,162人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=4.44人、芦屋=4.33人、伊丹=5.92人、宝塚=9.67人、加古川=6.64人、加東=6.85人、龍野=12.38人、赤穂=13.50人、中播磨=9.50人、豊岡=2.38人、朝来=7.00人、丹波=5.00人、洲本=4.25人、姫路=7.42人、尼崎=3.87人、西宮=3.71人、明石=3.82人となっています。
年代別では、0歳=0.10人、1-4歳=0.28人、5-9歳=0.65人、10-19歳=1.42人、20-29歳=0.54人、30-39歳=0.57人、40-49歳=0.57人、50-59歳=0.62人、60-69歳=0.39人、70-79歳=0.39人、80歳以上=0.32人です。6日午前0時現在の兵庫県内の入院患者は322人で、前の週から34人増えました。このうち重症患者は7人です。兵庫県感染症対策課は「前の週に比べて2割ほど増えている。ゆるやかな増加が続いていて、注意深く見ている。これまで梅雨が明けると増える傾向があり、とくに高齢者と高齢者施設へ行く人は注意してほしい」と日頃の感染対策を呼びかけています。