暑さも本格的になってきた今日このごろ。そろそろ蚊に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。かくいう私は、なぜかほかの人よりも蚊に刺される率が高く、同じ部屋にいても私だけが狙いすまされまように刺されることが多々あります。
「蚊に刺されやすい人とは?」という研究や統計がさまざまな機関によって行われていますが、果たしてそれらの説は正しいのでしょうか? よく聞く「蚊に刺されやすい人の特徴」をリストアップし、実験してみることにしました。
(1)体温が高い
体温を感知して寄ってくる。
(2)汗かき
匂いを感知して寄ってくる。
(3)黒い服を着ている
白い服と比べ、黒やネイビーなどの色の濃い服、日焼けした体の人の元に寄ってくる。
(4)お酒を飲んでいる
体温が上昇し、体からの二酸化炭素排出量が増えるため。
(5)血液型がO型
統計上、最も刺されやすいのはO型。順番は、O<B<AB<Aだと言われている。
【実験方法】
通説上、蚊に刺されやすいであろう人(A)と蚊に刺されづらいであろう人(私)の2人が、庭に続く網戸を開け放った部屋で一定時間過ごす。それぞれの状態は以下の通り。
A:血液型はO型。日焼けした肌に、黒のTシャツを着用。ほろ酔い以上に飲酒し、シャワーやお風呂に入ることなくそのままうたた寝。
私:血液型はAB型。色白で、白色のTシャツを着用。お酒を一滴も飲むことなく、ほぼ水のようなシャワーを浴びて体を念入りに洗う。「足の裏も清潔にしないと蚊が寄ってくる」という説もあるため、足裏も念入りに洗った状態。
ちなみに体温を測ってみたところ、Aのほうが断然高いうえにグーグーといびきをかいています。さあ、どうだ!
結果、めちゃくちゃ蚊に刺されたのは私のほう。ここまでしたにもかかわらず、蚊は私のもとにばかりやってきます……。なんでやねん!
この結果は偶然かもしれないので、別の人でも実験したのですが結果は変わらず。
何度試してみても、蚊に刺されづらいといわれる条件を満たしているはずの私ばかりが刺される……。どうしてなのでしょうか?