今月3日から9日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり8.36人でした。5.84人だった前の週より2.52人増えていて、6週連続で感染が拡大しています。これは13日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関199か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて1,663人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=6.60人、芦屋=5.00人、伊丹=9.42人、宝塚=10.33人、加古川=9.50人、加東=9.23人、龍野=13.63人、赤穂=13.50人、中播磨=27.00人、豊岡=5.63人、朝来=16.33人、丹波=4.17人、洲本=6.88人、姫路=9.47人、尼崎=6.73人、西宮=7.36人、明石=6.36人となっています。
年代別では、0歳=0.17人、1-4歳=0.50人、5-9歳=1.02人、10-19歳=2.12人、20-29歳=0.73人、30-39歳=0.76人、40-49歳=0.90人、50-59歳=0.80人、60-69歳=0.65人、70-79歳=0.38人、80歳以上=0.33人です。13日午前0時現在の兵庫県内の入院患者は385人で、前の週から63人増えました。このうち重症患者は9人です。兵庫県感染症対策課は「前の週に比べて4割以上増えていて、これまではゆるやかに増加していたのが今週は確かに増加している。今後も増えるとみられ、暑い季節だが部屋の換気をこころがけて、もし発熱やせきの症状があれば外出を控えてほしい」と日頃の感染対策を呼びかけています。