バンドメンバー4人で総体重540キロ超という規格外のビジュアルも話題の、沖縄出身の7人組「デラックス×デラックス」(以下 デラデラ)がこのほど、フォークシンガーのばんばひろふみがパーソナリティを務めるラジオ番組に出演。バンド結成のいきさつや音楽のルーツ、デラデラならではのユニークな“おきて”などを語った。
出演したのは、ボーカル・輝夜 朝蛾王(カグヤ アサガオ、以下 アサガオ)、ドラム&コンポ―サーの道頓堀 桜(ドウトンボリ サクラ、以下 サクラ) と、バンドのSP役で“中央守備”担当の虎吼(コク)。
バンドの始まりは、アサガオが19歳の頃とのこと。「大学に入学し、(体格が)これから大きくなりそうなメンバーをどんどんスカウトして今のメンバーになった」(アサガオ)という。
現在デラデラは、バンド4人+SP3人のメンバーで構成されているが、SPのコクが番組でひと言も発しないことについて、アサガオは「いつでも(バンド)を守れるように、任務中はしゃべらないようになっている」と説明した。
また、ばんばが「彼(コク)は、やせてるやん」と突っ込むと「SPは強靭、俊敏じゃないといけない。SPには『太っちゃったらメンバーにするぞ!』、メンバーには『痩せたらSPにするぞ!』と話している」と、デラデラならではの掟の存在を明かす一幕もあった。
ビジュアルのみならず、音楽面でも注目度が高いデラデラ。昭和歌謡をルーツにオリジナル曲を展開しており、6月に発売された初フルアルバム『千紫万紅(せんしばんこう)』には、昭和のヒット曲のカバーも4曲収録している。
中でも、海外人気が高い松原みきのヒット曲「真夜中のドア~Stay with me」(1979年)は、フォロワー数が17万人に上るデラデラ公式TicTokでも外国からの反応が多いそうだ。