声優の石川英郎と諏訪部順一がパーソナリティーを務めるラジオ番組『ロンハールーム』(ラジオ関西)の11月2日の放送回では、二人が勝負前に験担ぎでやっていることについて、話が盛り上がった。
石川 この仕事は絶対に決めたいときに気合いを入れていることはあるか。
諏訪部 勝負前の験担ぎで、昔は辛いものを食べるというのをやっていました。
石川 きみ、辛いもの全然平気だよね。
諏訪部 食べたら翌日大変になるくらい、とびきり辛いものを食べてましたよ。辛いから食べるのも大変なんだけど、これを食べるくらいの根性があればって感じで気合いを入れてました。
石川 なるほどね。この仕事(声優)をしていると「喉を刺激するものは控えよう」と思っていたから、辛いもので気合いを入れることは考えなかったなぁ……。勝負前はいつも自然体かな。
その流れから、石川と諏訪部は、声優のオーディションの話にも発展……。
諏訪部 手応えを感じたオーディションほど落ちているということはありませんは? 丁寧にディレクションされたのにスカッと落ちるみたいな。
石川 オーディションで頑張って声を張ったのに、落ちているときって損したな~ってある。
石川も諏訪部も、売れっ子声優ではあるが、それでもオーディションでは熾烈な争いをしている。「オーディションに臨むときは、気合いを入れてやってもだめだったときに悔しい思いをするから、やっぱり自然体が一番だね」。経験豊富な石川は、そのようにしみじみと語っていた。