夏の高校野球・兵庫大会(第105回全国高校野球選手権記念兵庫大会)は27日、ほっともっとフィールド神戸(神戸市須磨区)で午後1時から決勝戦が行われる。2年連続2度目の優勝を狙う社(やしろ)と、4年ぶりの王座奪還を目指す明石商業が対戦。公立校同士が決勝戦で相まみえるのは5年ぶりとなる。
社は今春の選抜大会を経験。今大会は、1試合平均7得点を記録し、6試合のうち3試合をコールドゲームで勝ち上がるなど打線が好調。準決勝では、センバツ準Vの報徳学園を5回戦で破った神戸国際大付に延長10回タイブレークの末にサヨナラ勝ち。創部74年目で初めて決勝に進んだ2022年に続き、2年続けての決勝進出を決めた。
明石商は18年、19年を連覇して以降、夏の県大会では優勝から遠ざかる。今大会は、ここまで6試合中3試合をコールドゲームで勝ち上がり、失点はわずかに2。準決勝では、好投手・坂井を擁する滝川二に2対1で競り勝った。両校の対戦は、公式戦では22年夏の兵庫大会・準々決勝以来となる。
105回目の兵庫大会は、7月1日に開幕し、156チームが出場。決勝戦に勝ったチームは、8月6日に開幕する甲子園大会に出場する。
なお、兵庫大会決勝戦の模様は、ラジオ関西で午後1時から実況中継する。