今月17日から23日までの1週間に、兵庫県の定点医療機関で報告された新型コロナの感染者は1か所あたり12.57人でした。10.74人だった前の週より1.83人増えていて、8週連続で感染が拡大しています。新型コロナが5類に移行して初めて発表された5月8日から14日の1週間(1.68人)に比べて、およそ7.48倍に増えました。これは27日、兵庫県が公表したものです。定点医療機関199か所の報告を取りまとめたもので、感染者の数はあわせて2,502人でした。保健所別の感染者は1か所あたり、神戸=9.98人、芦屋=7.67人、伊丹=11.33人、宝塚=20.33人、加古川=15.21人、加東=13.77人、龍野=15.50人、赤穂=20.50人、中播磨=31.50人、豊岡=11.75人、朝来=24.67人、丹波=12.67人、洲本=10.50人、姫路=15.58人、尼崎=9.73人、西宮=7.43人、明石=9.55人となっています。
年代別では、0歳=0.34人、1-4歳=0.97人、5-9歳=1.24人、10-19歳=2.81人、20-29歳=1.07人、30-39歳=1.08人、40-49歳=1.40人、50-59歳=1.40人、60-69歳=0.93人、70-79歳=0.69人、80歳以上=0.64人です。27日午前0時現在の兵庫県内の入院患者は698人で、前の週から203人増えました。このうち重症患者は18人です。