栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘(ぽんぽこ)が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』(ラジオ関西)に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、魚焼きグリルで作る「マヨ味噌(みそ)焼き野菜」のオリジナルレシピを紹介した。
暑い日が続き、毎日汗だくになっているというぽんぽ娘の「暑いからとにかく火を使いたくない」という思いから生まれた今回のレシピ。魚焼きグリルで野菜を焼くため暑い思いをせずに済むためでなく、焼くだけの簡単ステップで完成する。
子どもが夏休み中ということもあり、毎日3食の食事づくりに追われているぽんぽ娘。忙しく働くなかでの料理づくりであるため、少しでも楽にできるようにとレトルトに頼ることもあるという。そんなときにプラス一品メニューとして添えたい野菜料理として、作り方を紹介した。
◆マヨ味噌焼き野菜
【材料】
・しいたけ
・プチトマト
・ズッキーニ
・マヨネーズ
・味噌
・とろけるチーズ
【作り方】
(1)しいたけは軸を取り、プチトマトは半分に、ズッキーニは1.5センチほどの厚さに切る。
(2)マヨネーズに味噌を混ぜてタレを作る。このとき、マヨネーズ(10):味噌(1)の比率がおすすめ。
(3)耐熱バットにアルミホイルを敷く。その上に網、野菜をのせる。マヨ味噌を全体にかけてからとろけるチーズをのせ、魚焼きグリルで5~7分焼いたらできあがり。
使用する野菜は、好みにあわせてなんでも入れてOK。ちなみに、今回使用したしいたけは、軸から出汁をとってめんつゆを割るときに使えば無駄なく活用できる。しいたけのうまみによって、めんつゆがさらにおいしくなるという。
マヨ味噌の味は好み次第だが、トッピングにチーズを使用しているため味噌を入れすぎるとしょっぱくなりすぎてしまうので注意が必要。味噌の代わりにしょうゆを使ってもおいしいとのこと。発酵食品であるチーズと味噌の相性はよく、夏場の塩分補給に向いていることから今回は味噌を使用した。
洗い物を減らすため、アルミホイルを使うのもポイント。また、焼いている間は焦げないように気をつけていればほったらかしにできるため、ほかのおかずを作ることも可能。余った野菜で手軽にできる便利な一品だ。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2023年8月4日放送回より
【放送音声】2023年8月4日放送回