J1神戸期待のドリブラー、J2山形へ育成型期限付き移籍「より成長した姿で帰ってこられるように」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1神戸期待のドリブラー、J2山形へ育成型期限付き移籍「より成長した姿で帰ってこられるように」

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 サッカー・J1のヴィッセル神戸は16日、MF泉柊椰(いずみ・とうや)選手(22)がJ2のモンテディオ山形へ育成型期限付き移籍することが決まったと発表した。育成型期限付き移籍期間は、2023シーズン終了まで。なお、泉選手は契約により今シーズン、ヴィッセルと対戦するすべての公式戦に出場することができない。

泉柊椰選手(写真:ラジオ関西)

 大阪府八尾市出身の泉選手は、日本代表MF三笘薫選手を彷彿とさせる左サイドからの切れ味鋭いドリブル、カットインからのシュートが持ち味の攻撃的MF。高校時代はヴィッセル神戸U-18でプレーし、びわこ成蹊スポーツ大学で鍛え上げ、大学3年時の2021年にヴィッセルトップチームへの入団が内定した。ルーキーイヤーの今シーズン、J1第2節の北海道コンサドーレ札幌戦で途中出場し、Jデビューを果たすと、J1で初先発した第5節サガン鳥栖戦で初ゴールも記録した。

 しかし、Jリーグルヴァンカップでは全6試合に先発するも、J1では汰木康也選手やジェアン・パトリッキ選手といった強力なサイドアタッカーの存在もあり、8試合、141分の出場にとどまっていた。

 泉選手はクラブを通じてコメントを発表。「このたび、モンテディオ山形に育成型期限付き移籍することになりました。優勝争いするチームの力になかなかなれないことに悔しさを感じ、自身の成長のためにこの決断をしました。より成長した姿で帰ってこられるように全力で頑張ってきます。これからも応援よろしくお願いします」と、新天地での奮起を誓っていた。

 一方、山形のクラブ広報を通じては、「ヴィッセル神戸から来ました。泉柊椰です。モンテディオ山形のJ1昇格のために、山形の皆様を自分のプレーでワクワクさせられるように結果にこだわって全力で頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込みを述べている。山形での背番号は28。山形はJ2で30試合を終えて勝点44の8位。

LINEで送る

関連記事