「すみっコぐらし」「リラックマ」など、数多くのキャラクターを手掛けるサンエックス(東京都千代田区)の創業90周年を記念した「サンエックス90周年 うちのコたちの大展覧会 たれぱんだ・リラックマ・すみっコぐらし ~みんなの生まれたところの話~」が阪急うめだ本店(大阪市北区)で開かれている。9月4日(月)まで。
サンエックスは1932(昭和7)年創業。便せんと封筒などの文具を販売する個人商店としてスタートし、1979年からキャラクター事業に着手。以来、1000を超える多彩なオリジナルキャラを世に送り出してきた。
今回の展覧会では、同社の“中興の祖”「たれぱんだ」(1998年~)、20周年を迎えた「リラックマ」(2003年~)、子どもから大人まで幅広い人気で快進撃を続ける「すみっコぐらし」(2012年~)を中心に、さまざまなキャラをイラストやグッズで紹介。制作過程が分かるスケッチや原画、ぬいぐるみの試作品など、これまで公開されたことのない貴重な資料も並ぶ。
そのほか、一番初めに生まれたキャラクター「ロンピッシュクラウン」の缶ペンケースの展示、最新の仲間たちを紹介するコーナーなども。だらりと寝そべる巨大なたれぱんだやリラックスしたポーズのリラックマたちのフォトスポットも見逃せない。
同展は全国を巡回しているが、大阪会場限定アートや展覧会オリジナルの新グッズ販売もある。