【神戸市】学生に教わる「スマホ相談窓口」 世代間交流の活性化としても 参加無料 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

【神戸市】学生に教わる「スマホ相談窓口」 世代間交流の活性化としても 参加無料

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 神戸市は今年7月から、市内の各区でスマートフォンに関する相談窓口を開設しています。そこでは講師を学生が務めていることもあり、地域の世代間交流も生まれています。

神戸市中央区役所で開設されたスマホ相談窓口

 市民サービス向上のため、行政サービスのデジタル化を進めている、神戸市。“誰もが・いつ・どこでも”デジタル化の恩恵を享受できるような「誰ひとり取り残さない、人に優しいデジタル化」の実現を目指し、デジタルリテラシーの向上を図るための支援の1つとして、このたび「スマホ相談窓口」を実施しています。

「スマホ相談窓口」では、電源の入れ方や電話のかけ方などの基本操作はもちろん、地図アプリやコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」をはじめとしたさまざまなアプリの操作方法も相談可能。使用方法のほかに、トラブル発生時の相談先や対策も指南対象だといいます。

 講師役を担うのは、学生たち。窓口利用者は70代以上の人が多いため、地域の世代間交流の活性化にもつながっています。講師は随時募集を行っており、大学・大学院・短期大学・専修学校・高等専門学校に在籍する18歳以上が対象。1回あたり3時間半の窓口対応で、交通費を含む4500〜5500円が支給されます。

 講師を務めた学生からは「大学で募集を見かけて、興味があったので応募しました。使い方が分かって喜んでもらえるとうれしいです。これからも続けてほしい、いい取り組みだと思います」という声が寄せられました。

 神戸市企画調整局デジタル戦略部の福嶋萌さんは、「スマホは持っているけれど使うのは電話くらいという人や、家族には何度も相談しにくいという人、もっと便利な活用方法を知りたいという人。学生がサポートさせていただきますので、スマホ相談窓口をご利用いただければと思います。あわせて、講師をしてみたいという学生の皆さんからの応募もお待ちしております」と呼びかけていました。

 市内の各区役所を中心に週1度の頻度で開催している「スマホ相談窓口」は、1回10人までの定員で、1人30分の相談が可能です。参加費無料ということもあり満席となることも多いため、電話での事前予約が必要となっています。申込先は株式会社ベイエリア、電話078-261-2327まで(受付時間は、平日の午前9時〜午後5時。土日祝と、12月29日~1月3日は休業)。

神戸市企画調整局デジタル戦略部の福嶋萌さん(写真右)、『サンデー神戸』 レポーターの加納永美子(同左)

※ラジオ関西『サンデー神戸』2023年8月20日放送回より


【神戸市:スマホ相談窓口】

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サンデー神戸 | ラジオ関西 | 2023/08/20/日 09:00-09:30

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