【神戸市】シニア世代のセカンドキャリアを相談窓口でサポート「考えるきっかけに」

2023/09/13

　定年後も何かやってみたい、スキルをいかしたい、または収入面に不安があるなどのシニア世代に、プロのキャリアカウンセラーがアドバイスを行ったり、求人紹介なども対応する相談窓口を、神戸市が設けています。

　これは、神戸市経済観光局が展開するシニア世代のセカンドキャリアを応援する事業「ライフキャリア相談」です。市内在住60歳以上を対象としています。

　サポートしてくれるのは、国家資格を保有するプロのキャリアカウンセラー。「体力面に不安がある」「これまでのスキルを活かせる仕事が見つからない」などの悩みごとや、ライフプランに合わせた幅広い求人を紹介しています。求人紹介のほかにも、就職後6か月間は無料でサポートを行うサービス、スキルアップのための講座の紹介、暮らしの支援窓口につなげるなど、さまざまなサポート体制が整っています。

　対面での相談はもちろん、LINEチャット、電話、ビデオ電話などさまざまな形で対応。相談予約は、公式LINEアカウント「シニアのライフキャリア相談室 KOBE」を友だち登録して行う事前予約、もしくは電話での予約が可能です。LINEアカウントを登録しておけば、神戸市が配信するイベント情報、区役所での巡回相談などの情報が受け取れます。

9月30日（土）までの期間、公式LINEアカウントでは神戸市在住の60歳以上の人を対象としたアンケートを実施中。抽選でパソコンや旅行券などの豪華賞品が当たります。

　神戸市経済観光局の粟田朱里さんは「相談受付のほかにも、シニアの方向けのイベント情報やお仕事に関するさまざまな情報をたくさんお届けしています。『今すぐ本格的に仕事を探そう』と思ってはいなくとも、まずは気軽に（公式LINEアカウントの）友だち登録をしていただいて、セカンドキャリアについて考えるきっかけにしていただければ」と呼びかけました。