サッカー・J1のヴィッセル神戸は8日、FW冨永虹七選手(19)がJ3のカマタマーレ讃岐へ育成型期限付き移籍することが決まったと発表しました。育成型期限付き移籍期間は、2023シーズン終了まで。なお、冨永選手は契約により今シーズン、ヴィッセルと対戦するすべての公式戦に出場することができないとされています。
2004年7月18日生まれ、兵庫県明石市出身の冨永選手は、中高とヴィッセルのアカデミーで育ち、今シーズンからトップ昇格したクラブ生え抜きストライカー。4月5日のJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第3節のサンフレッチェ広島戦で公式戦デビューを果たすなど、リーグカップ戦で3試合に出場している。J1リーグ戦での出場機会はここまでありませんでした。
冨永選手はクラブを通じてコメントを発表。「このたび、カマタマーレ讃岐へ育成型期限付き移籍することになりました。少しでも成長して帰って来られるように全力で頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」と述べています。
また、讃岐のクラブを通じては、「ヴィッセル神戸から来ました。冨永虹七です。自分の得点で讃岐の勝利に貢献できるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と意気込みを語っていました。讃岐での背番号は35に決まっています。
讃岐はJ3で25試合を終えて、勝点31で15位。J2自動昇格圏内の2位・カターレ富山(勝点40)との差は9となっています。また、JFLへの自動降格の可能性がある20位・ギラヴァンツ北九州(勝点20)との差は11。JFLとの入れ替え戦の可能性がある19位のSC相模原(勝点26)との差は5となっています。