AI活用 テクノロジーで労働人口減少の課題に対応 女性代表の思いは「日本をもっと働きやすい国に」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

AI活用 テクノロジーで労働人口減少の課題に対応 女性代表の思いは「日本をもっと働きやすい国に」

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 昨年発表され話題となった、質問を投げかけると自然な会話で応答してくれる「Chat(チャット)GPT」など、近年における人工知能(AI)の進化には目を見張るものがある。これらAIテクノロジーの台頭は私たちの生活・働き方など多くの面で影響を及ぼしているが、なかには、AIをはじめとしたテクノロジーを活用することで人々の満足度を高めるための事業を展開する企業も存在する。

 原田典子さんが代表取締役社長を務めるAI CROSS株式会社も、その1つ。同社は「Smart Work , Smart Life」を掲げ、テクノロジーでビジネススタイルを効率化するための事業を展開している。

AI CROSS株式会社の代表取締役社長・原田典子さん

 父の影響で、学生時代のほとんどを海外で過ごしたという原田さん。その経験から「どんなにマイノリティーな状況でも自信をなくさず、“自分は自分”と思えるようになった」という。当時、原田さんの父は英語を話せたわけではなかったが、アウェイな環境下でありながらも決してあきらめることなく仕事にまい進。原田さんは、「その姿から日本人の真面目さ、愚直さ、そして、あきらめない気持ちを学んだ」。

 昨今のSNS普及が与える影響は多く、デジタル社会ではすべてが数値化される。そのような状況下では子どもだけでなく大人までもつい他人と自分を比較してしまい、原田さんが大切と考える「誰かと比べず、コツコツと積み重ねて生きていく力」を積み重ねることができない。

 だからこそ社員の成長や幸せを自身の満足度として考えているというリーダーは、「社員が個々で成長して頑張ることがお客様に跳ね返って売り上げになり、株主につながる」と持論を語る。

 海外で過ごした時間が長いからこそ、客観的な目線から見て「日本が大好き」だという原田さん。その思いもあり、「日本をもっと働きやすい良い国にしたい」という。「日本を含めた世界が直面している労働人口減少という課題に対して、これからも自社ができる“業務効率化サービス”に取り組んでいきたい」と、今後の展望も含めて熱弁した。

※ラジオ関西『セケンテー/ぼくらは囚われない』2023年8月26日放送回より

AI CROSS株式会社の代表取締役社長・原田典子さん(写真中央)、『セケンテー/ぼくらは囚われない』パーソナリティーのCEOセオ(同右)と田中大貴(同左)


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『セケンテー/ぼくらは囚われない』
放送日時:毎週土曜日 20:00~
放送局:ラジオ関西(AM 558KHz / FM 91.1MHz)
連続起業家兼アーティストのCEOセオとフリーアナウンサー田中大貴がパーソナリティーを務める。


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