ユーザー目線で「顧客の求めるものを引き出したい」 展示会ブースのデザインを手がける神戸の企業 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ユーザー目線で「顧客の求めるものを引き出したい」 展示会ブースのデザインを手がける神戸の企業

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 世界中に大きな経済的打撃も与えた新型コロナ。各企業は、“元に戻す”以上に新たな道の開拓を模索している。そこで今年9月、ポストコロナのビジネスチャンスを探ろうと、地元信用金庫が主催する『こうべしんきん ビジネスメッセ 2023』が兵庫県神戸市内で開かれた。

 今シリーズでは、メッセを通じて発信された、兵庫・神戸の企業の独自技術やサービスを全23回にわたって紹介する。第7回は、展示会ブースのデザイン・装飾などを手がける株式会社神戸設計ルーム(神戸市中央区)。

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 同メッセの一部ブースのデザインや装飾も担当した株式会社神戸設計ルーム。

LEDパネルが設置されたビジネスメッセのブース 神戸設計ルームがデザインや装飾を担当
LEDパネルが設置されたビジネスメッセのブース 神戸設計ルームがデザインや装飾を担当(提供:株式会社神戸設計ルーム)

 ユーザー側に立った目線への意識は新入社員にも浸透している。今年4月入社の山田麻里百さん(営業部)は、顧客の要望を端的にデザイナーに伝えるだけではなく、イメージやデザインを自分なりにしっかりと解釈した上で表現できるよう努力しているという。

作業する、株式会社神戸設計ルームの山田麻里百さん
作業する、株式会社神戸設計ルームの山田麻里百さん(提供:株式会社神戸設計ルーム)

 山田さんが同社に出会ったのは合同企業説明会だったそう。「これまでずっと神戸で暮らし、神戸から離れることのない人生だった。“神戸で頑張っている企業”を探していてめぐり合い、就職を決めた」と、山田さんは当時を振り返る。

 地元企業が多数集う同メッセでは来場者数の多さに圧倒されたといい、緊張していると語りながらも「いろんな方とお話ができている」と笑顔を見せ、「お客様が求めているものを引き出せるよう頑張っていきたい」と、神戸に根差した企業の次代を担う一人としての意気込みを見せた。

にぎわいを見せるブース(提供:株式会社神戸設計ルーム)
にぎわいを見せるブース 中央は接客する山田さん(提供:株式会社神戸設計ルーム)

※ラジオ関西『こうべしんきん三上公也の企業訪問』2023年9月20日放送回より
※記事内の回数は放送順です。記事の公開は順番が前後する場合があります。

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