プロ野球オリックスのパ・リーグ3連覇から一夜明けた21日、近鉄百貨店の各店では優勝セールが始まり、開店前から大勢の人が列を作った。一方、神戸市中央区の三宮交通センタービルにある球団グッズの店にもファンが次々と訪れた。
球団直営店「B-WAVE」では、午前11時の開店と同時にオリックスファンが店内に。選手の名前が入ったタオルや、3連覇を伝えるスポーツ紙を購入する人たちの姿が目立った。平日の昼間にかかわらず客足は途切れず、制服姿の高校生ら女性客の姿が多かった。
「B-WAVE」の店長・山口洋司さんによると、「イベント『オリ姫デー』では、選手をアイドルに見立てたビジュアルを発信。野球以外の一面に触れたことで、これまでにはない選手の魅力を感じ、女性ファンが増えたのでは」と話す。
優勝記念グッズは9月30日から販売予定で、すでにオンラインショップでは受付が始まっている。オリックスの前身である阪急時代からのファンという山口さんは「この勢いで日本一になってほしい」と笑顔で話した。