J1神戸を支える主力DF陣、C大阪戦は「自分たちの土俵に持っていけるように」「何が何でも勝つ」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1神戸を支える主力DF陣、C大阪戦は「自分たちの土俵に持っていけるように」「何が何でも勝つ」

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸を牽引する主力DF陣が、22日、報道陣の取材にオンラインで応じ、23日のJ1第28節セレッソ大阪戦への意気込みを語りました。

 前節のサンフレッチェ広島戦で悔しい敗戦を喫したこともあり、今回のセレッソ戦での必勝の思いは、選手たちも強いものがあります。

「優勝争いのなか、連敗は絶対にしちゃダメ。勝点3を取れるよう全員で全力を尽くして戦いたい」というのは、DF山川哲史選手です。

「全体的に選手も若くて、攻守にアグレッシブ」と相手の印象を語る背番号23は、「受けて立つより、自分たちの土俵に持っていけるようにしたい」と、積極的なプレーで主導権を握ることが重要と語ります。試合前ということもあり、戦い方に関する具体的な明言は避けましたが、「前回(広島戦)の反省はたくさん出たので、そこを改善しつつ、前回よりも、よりよい攻撃の形は練習できた。リスクとかあまり考えすぎず、シーズン終盤もチャレンジの気持ちを忘れずに戦いたい」と前を向いていました。

 チームはシーズンを通して上位争いを続けていますが、そのことについて、「いい緊張感で戦えている」という山川選手。悲願のリーグ制覇に向けて「落とせる試合は1試合もない」と述べつつ、「上で戦っていることはポジティブであり、クラブの歴史のなかでもここまで1位で戦えていることはない。選手やスタッフだけではなく、ヴィッセルに関わる全員がいい戦いができているおかげで、今がある。試合に出る選手としては、そこは胸に刻んで、やっていきたい」と、気合いを込めます。

 中学時代からヴィッセルのアカデミーでプレーし、クラブ愛が人一倍強いセンターバックは、「チームのなかでは一番思い入れがあるのは自分だと思っている。プレーで感謝の気持ちを示し、『俺は神戸の選手なんだ』というところを見せたい」と力強くコメントしていました。

ヴィッセル神戸DF山川哲史選手 (C)VISSEL KOBE

 一方、山川選手とともに、今シーズンのチームの堅守を支えている本多勇喜選手も、「ホームですし、何が何でも勝てるように頑張りたい」と、静かに語りつつも、すでに臨戦モード。「1試合1試合しっかり戦って積み上げてこれたことが、今の勝点につながっていると思う。そこはシーズンを通してぶれない。明日の試合もしっかりと全力で戦っていきたい」と、これまで自分たちがやり続けてきたサッカーの徹底を強調していました。

 夏以降、失点が徐々に増えているヴィッセル。齊藤未月選手の負傷離脱の影響もあってか、セカンドボールを拾えなかったりするなど、チームの基盤となる守備にほころびが出る時間も目についてきました。その改善に向けては、「全員がしっかりハードワークするのはもちろん、僕ら後ろの選手がもっといいコーチングやいい声をかけれれば、そのほころびは小さくなる。守備ではしっかり率先して僕らがチームを動かすべき。直近は立ち上がりに結構失点が多いので、みんなを集中させて、後ろからしっかりプレッシャーをかけて、前線の選手に気持ちよく守備をさせてあげたい」と、経験豊富な背番号15は、後方からチームを盛り立てながら力強いディフェンスを行っていくことを誓っていました。

ヴィッセル神戸DF本多勇喜選手 (C)VISSEL KOBE
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