忙しい毎日を送る人に向け、さまざま時短ビューティーアイテムが誕生する昨今。中でもコロナ禍では、マスクでも顔が映えるようにと、目元を強調させる時短アイテムが話題となりました。
アイシャドウやマスカラなどさまざまなアイテムが誕生するなか一際人気を放ったのが「アイブロウスタンプ」。スタンプ状になった眉メイクツールで、をポンッと押すことできれいなアイブロウを完成させることができるのです。同商品を開発した『株式会社KISS JAPAN』の大平さんに話を聞きました。
――アイブロウスタンプが誕生したきっかけとは。
【大平さん】アメリカ本社で商品ミーティーングをしていた時、女性新入社員が提案したことがきっかけでした。毎日メイクするのが億劫で時短ができて、かつ綺麗な仕上がりになるアイテムはないか……ということで「アイブロウスタンプ」が誕生しました。日本では2016年に発売され、2019年からは商品リニューアルを行いポーチにも入るコンパクト仕様になって販売されています。
――どのような層からの支持が高いですか?
【大平さん】主に2パターンに分かれます。ひとつは、仕事や子育てに忙しく時間があまりない方々。もうひとつはメイクになれていない方・メイクが苦手なZ世代ですね。アイブロウスタンプは特に初めて使う時に「失敗したらどうしよう」と思われがちなのですが、一度挑戦したらコツを掴まれる方が多いです。
――どのような声が多いですか?
【大平さん】SNSでは「めっちゃ便利!」「5秒で眉毛が完成した」などですかね。ほかにも、「化粧に一番時間がかかる眉毛が、アイブロウスタンプきっかけに時短で綺麗に眉毛ができた」という声も。また、Z世代の悩みとして「眉毛を左右対称に書くのが難しい」というものがあるのですが、このスタンプをベースにしてブラシやペンシルで微調整することで「眉毛への苦手意識がなくなった」という声もありました。
――人気具合はいかがですか?
【大平さん】眉毛に悩みを持つ方にとても好評でした。アメリカ・日本共にありがたい意見をいただいてます。美容系ユーチューバーの方々に「1分メイク」などの企画内で紹介していただいたのも大きく影響していますね。コロナ禍においては、目元部分を印象づけるメイクアイテムとしても売上が伸びました。