日本サッカー協会は4日、10月13日のカナダ代表戦、17日のチュニジア代表戦に臨む日本代表(SAMURAI BLUE)メンバー26人を発表しました。そのなかで現在J1リーグ戦で首位に立つヴィッセル神戸からはGK前川黛也選手(29)が2021年以来の代表入りを果たしました。
ヴィッセルでプロ入りし、今年で7年目となる前川選手は、今シーズンのリーグ戦で29試合フル出場中の、クリムゾンレッドが誇る正守護神。身を挺したアグレッシブなセービングを持ち味とし、今年に入ってからはクロス対応の力強さも増すなど安定感を維持しており、チームの堅守に大きく貢献。DF陣とともにリーグ戦29試合中13試合で無失点を記録しています。
前川選手はクラブを通じてコメントを発表。「再び日本代表に選んでいただき、とても光栄です。ファン、サポーターの皆さんの応援があって、ヴィッセル神戸の正ゴールキーパーとしてプレーできているからこそ、今回の日本代表への選出につながっていると思います。今回の代表活動期間には、ノエビアスタジアム神戸での試合も予定されていますし、試合に出場してファン、サポーターの皆さんに元気にプレーしている姿を見せられるように頑張ってきます」と意気込みを語っています。
また、森保一監督はメンバー発表記者会見で、前川選手の選出理由について「いいパフォーマンスをしている、代表の戦力としてふさわしいということで選ばせていただいた。Jリーグで首位を走るチームでゴールマウスを守り、非常にいいプレーをしている」と述べました。
日本代表は13日にデンカビッグスワンスタジアム(新潟)でカナダ代表と、17日にノエビアスタジアム神戸でチュニジア代表と、それぞれ対戦。チケットは2試合とも完売と発表されています。