日本サッカー協会は10日、「女子オリンピック サッカートーナメント パリ 2024 アジア2次予選」に臨むなでしこジャパン(日本女子代表)のメンバー22人を発表しました。神戸をホームとするINAC神戸レオネッサからは、今夏の女子W杯と同じく、GK山下杏也加選手、DF三宅史織選手、DF守屋都弥選手、FW田中美南選手の4選手が選ばれました。
INAC神戸は公式サイトを通じて、4選手のコメントを発表しています。
「先日、アジア競技大会で日本女子代表が優勝したように、また自分たちが日本の強さを証明できるように全員で戦いたい」と述べたのは、女子W杯でも正守護神として活躍した、GK山下選手。
ストライカーのFW田中選手は「パリ五輪2枠という予選は厳しい戦いになると思いますが、自分のため、日本女子サッカーのために、必ず勝ち取ってきます。応援よろしくお願いします」と気合い十分の様子。
また、DF三宅選手は「今回、メンバーに選ばれたことをうれしく思います。勝利に貢献できるように、がんばりたいと思います」、DF守屋選手は「オリンピック予選メンバーに選ばれたことを、うれしく思います。私自身、初めて五輪に関われるチャンスをつかめるように、まずは予選をしっかり戦ってきたいと思います」と、意気込みを語っています。
このたびのアジア2次予選には12チームが参加し、4チームずつがAからCまでの3グループに分かれます。ウズベキスタンでの集中開催となるグループBで、なでしこジャパンは、10月26日にインド女子代表、10月29日にウズベキスタン女子代表、11月1日にベトナム女子代表と、それぞれ対戦。グループ首位、および各組2位のうちの上位1チームの、計4チームが最終予選に進みます。そして、2024年2月24日と28日にホーム&アウェイで行われる試合で勝利した2チームが、アジア代表としてパリ五輪本大会に出場します。