アメリカの子どもに人気 夏休みの『シアター・キャンプ』でピンチが発生! 一体何が起こったのか? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

アメリカの子どもに人気 夏休みの『シアター・キャンプ』でピンチが発生! 一体何が起こったのか?

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 サーチライト・ピクチャーズの最新作です。映画『シアター・キャンプ』がOSシネマズミント神戸、シネ・リーブル梅田など全国ロードショー公開中。

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 物語の舞台は、ニューヨーク州北部の緑豊かな湖畔にたたずむ人気演劇スクール「アディロンド・アクト」です。

 このスクールでは毎年、ミュージカル・スターを目指す子どもたちを集めてサマーキャンプを行ってきました。今年の夏もキャンプがもうすぐ始まる、というところで校長が突然、倒れて昏睡状態になってしまいます。校長の息子トロイが経営を引き継ぎますが、スクールの資金は破綻寸前であることが分かります。またトロイは演劇に全く関心がありませんでした。

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 スクールを存続させるためには、キャンプ期間が終わるまでに出資者の前で新作ミュージカルを披露しなければなりません。残された時間は3週間です。キャンプに集まった子どもたちはそれぞれ個性が強く、教える側の教師たちは変わり者ばかりです。どうやってミュージカルを完成させればいいのでしょうか……。

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「シアター・キャンプ」とは寝食をともにしながら演劇などを学ぶ場で、アメリカで夏休みの子どもたちに人気のイベントとして定着しているそうです。演技のテクニックを習得し、キャンプ最後の発表会で作品を上演する形式で、長い伝統があるとのこと。将来、俳優を夢みる子どもたちにとって実現に向けた最初のステップです。

 監督を務めたモリー・ゴードンとニック・リーバーマンは子どもの頃にシアター・キャンプに参加していて、こうした経験をヒントにして今作を撮りました。2人は「演劇キャンプをよく知っています。そこにいましたからね。実際に経験し、その熱狂を何年もかけて消化してきました」と語っています。キャンプは“みんながつながっている場所”だったということです。彼らはキャンプで、声を発しない1週間を過ごしたり、つけヒゲを付けたり、父親役の俳優とこっそりキスしたりした経験を「美しく、特殊なオアシスです」と表現し、「素晴らしく異常とも言える場所を、真剣に、存分に披露したいと考えていました」と映画にした動機を明かしました。

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