栄養士の資格を持つ落語家の桂ぽんぽ娘（ぽんぽこ）が、ラジオ番組『原田伸郎のびのび金ようび』（ラジオ関西）に出演。テレビ番組の料理自慢芸人対決にも出場する腕前を生かし、ジャガイモで作るシンプルおやつ「いももち」のオリジナルレシピを紹介した。
“食欲の秋”ということで、秋の味覚のひとつであるジャガイモを使ったレシピ「いももち」を紹介。番組パーソナリティーの2人は初めて知ったそうで、「関西ではあまり知られていないのでは」とコメント。ぽんぽ娘自身は、居酒屋のメニューで見かけたことがあるという。
子どものおやつとして作ったのだが、「腹持ちがよすぎるあまりその日は晩ご飯をあまり食べてもらえなかった」と振り返ったぽんぽ娘。「食べる量は調節が必要」と反省点を述べつつ、作り方を紹介した。
◆いももち
【材料】
・ジャガイモ（小さめ2個）
・片栗粉（大さじ2）
・バター
・みりん（大さじ1）
・めんつゆ（大さじ1/2）
【作り方】
（1）皮をむいたジャガイモをひと口大にカットし、水にさらしてアク抜きをしておく。
（2）アク抜きをしたら、やわらかくなるまで水からゆでる。
（3）火が通ってやわらかくなったらつぶして、よく冷ましたあと片栗粉を混ぜる。
（4）3センチほどの厚さの丸形に形成し、バターを熱したフライパンで焼く。焼き目がついたら、みりんとめんつゆをからめてできあがり。
ジャガイモは、つぶしたあとによく冷ますのがポイント。冷めきらないうちに片栗粉を入れると、生地がベチャベチャになってしまう。
みりんとめんつゆを混ぜ合わせることでみたらし団子のような甘じょっぱい味つけに仕上がるが、めんつゆのみなら甘さ控えめで“おつまみ向け”の味つけになる。生地を丸める際、中にチーズを入れてもおいしいとのこと。
シンプルな材料と作り方で、おやつにもおつまみにもできる簡単料理。非常に腹持ちがよいとのことなので、食べる量には気をつけつつ楽しんでほしい。
◆桂ぽんぽ娘
吉本興業。東京出身の上方落語家。昭和女子大学短期大学部食物科学科卒。女性落語家としては珍しい「ピンク落語」が有名。栄養士の免許も取得し、笑いと栄養の両面から健康をテーマにした講演も行っている。
※ラジオ関西『原田伸郎のびのび金ようび』 2023年10月13日放送回より
【放送音声】2023年10月13日放送回
