J1神戸、アストン・ヴィラと戦略的パートナーシップで合意 若手育成など交流 グローバルな連携も | ラジトピ ラジオ関西トピックス

J1神戸、アストン・ヴィラと戦略的パートナーシップで合意 若手育成など交流 グローバルな連携も

LINEで送る

この記事の写真を見る(1枚)

 サッカー・J1のヴィッセル神戸は19日、イングランド・プレミアリーグのアストン・ヴィラFCと、フットボール領域における戦略的パートナーシップに関して合意したと発表しました。

ヴィッセル神戸

 ヴィッセルによると、今回のパートナーシップにより、アストン・ヴィラを含むV Sportsネットワークの一員であるポルトガルのヴィトーリアSC、エジプトのZED FCとともにグローバルに連携を深めていくとのことです。

 具体的には、若手選手の海外移籍支援や選手育成を含めたパスウェイ(道筋)の構築をはじめ、指導者養成やクラブ間の人材交流、ユース年代における交流プログラム、チーム編成、スカウト、分析に関わる様々なデータや知見の共有など、その領域は多岐にわたるといいます。

 今回の合意を受けて、ヴィッセルの三木谷浩史代表取締役会長は次のようにコメントを発表しました。

「この戦略的パートナーシップにはビジネス面のみならず、スポーツ面におけるパートナーシップも含まれており、ヴィッセル神戸から選手をアストン・ヴィラの練習に送ることや、フットボールの戦略に関するデータや知見の共有を始めていきます。これは特に若手選手にとっても、イングランドやV Sportsグループ内のクラブで経験を積める機会を生み出すことができるようになるため、素晴らしい取り組みになるでしょう。私はこのパートナーシップに非常に心躍らせていますし、これは非常にユニークなパートナーシップになると思います。アジアのクラブとヨーロッパのトップともいえるプレミアリーグのクラブ間の戦略的パートナーシップの最高の例の一つになることを願っています」

 なお、三木谷会長が英語で話している様子の動画も、クラブの公式サイト内で公開されています。

 クラブ公式サイトにはアストン・ヴィラのナセフ・サウィリス会長のコメントも掲載されています。サウィリス会長によると、今月末にはヴィッセル神戸の経営陣メンバーがクラブを訪問するとともに、ヴィッセル神戸U-18の2選手が1週間、アストン・ヴィラの地元であるイングランド・バーミンガムでのトレーニングに参加するとのことです。

LINEで送る

関連記事